イントロダクション
本日は前回の記事で作成した立ち絵に最低限必要な表情差分を追加して、PSDToolKitで使用できるようにレイヤーを統合したり名前を変更したりといった最終調整の方をしていこうと思います。
表情差分の方は前に作ったものを流用すれば、そんなに時間もかからずに作れると思いますが、問題はPSDファイルへ変換する前に行う細々とした作業ですね。
無駄にかなり細かくレイヤー分けしてる上に、どうせ私しか使わないだろうという事でレイヤーには適当な名前を付けてましたので、PSDToolKitで使えるように整理するのに相当な骨が折れそうな気がします。
確か今現在300枚くらいのレイヤーを使ってますからね。
これを部品ごとに統合して30~50枚くらいまで圧縮してリネームしないといけないとの事ですから、数時間くらいかかるんじゃなかろうかと思います。
……マジカー。メンドイナー。
ってな訳で、急がないと今日中に終わりそうもありませんので、さっさと始めていきましょう。
表情差分作成~PSDファイル作成
さて。じゃあ前に作ったものを流用して色々と表情差分を作っていきましょう。
↑1つ目は怒った状態ですね。とりあえず半目と眉の角度を上げたものを作って、怒りマークを付与してみました。
ちなみに感情アイコンの方は↓以前の記事で作ったやつを流用しております。
2つめは困ったモードですね。前に作った閉じ目にハイライトを追加して、眉毛の角度を下げてみました。その内に耳の構造を変えて、垂れ下がった状態も作った方が良いかも知れませんね。
さっき作った差分を組み合わせてウィンクを作ってみました。ついでに新規で口パクパターンを作ったので追加しています。
※他にも感情アイコンの方は10種類ほど搭載しましたが、前に作ったのと大して変わってないのでここでは割愛させて頂きますね。
一応、これで最低限度の差分を作り終えましたが、まだまだ作成しなければいけない小物や装飾品や表情差分がありますので、なかなか完成は遠かったりします。
多分、この『ゆっくり状態』の最終形態が出来上がるのはYouTubeへの投稿開始から数ヶ月後になると思いますが、読者の方は気長に進化過程を眺めていって下されば幸いです。
では、次はいよいよ面倒くさいレイヤーの統合作業となりますね。
↑上記画像のように、どうせ私しか使わないだろうと思って果てしなく適当にレイヤー分けしてますので、まとめるのが大変だったりします。
ちなみに目は何回も作り直したり、差分を作ったりしたのでコピー数が半端なく多かったりします。
このカオスな状態を順序立ててまとめていかないといけないので、めっちゃくちゃ大変ですわ。
まあ、やらないと終わらないので上から順番に統合していくとしましょう。
って事で約3時間後。無理矢理50個ほどのレイヤーに統合してフォルダ分けしてみました。
後々パーツ交換をしなければいけないので、整備しやすいように最低限のレイヤーだけ残したんですけど……それでも、ギリギリでしたわ。
これから小物とかを追加していくので、最終的に100個くらいのレイヤーになりそうな気がしますが、なるべくコンパクトにできるように心がけていこうと思います。
ちなみに、眉、目、口なんかの頻繁に変化させるパーツは、名前の先頭にアスタリスクマークを付けていますが、これはPSDToolKitにおける排他的制御をする為です。
要するにフォルダ内のパーツを一つ表示させると、他は全部自動で非表示にする機能ですね。
これを設定する事で効率的な動画作成が出来るようになるとの事ですので、よく変化させるパーツなんかは全部設定しておきました。
まあ、未だにまともな動画を一つも作った事ないんで効果の程は解りませんが、ないよりはマシだと思います。
って事で、整理したデータをPSDファイル形式で保存して終了です。
これで理論上はPSDToolKitで使えるようになる筈ですので、次回あたり実装してみて不具合がないか検証してみようと思います。
では、今回はここまで。
お疲れ様でした。
他の立ち絵作成記録の記事はこちらからどうぞ。
今回の経費&記事作成時間
記事作成時間:約7時間(イラスト作成~ファイル整理作業込み)
非常に長くなりましたが、なんとか立ち絵を実戦投入できる段階まできました。
休日を丸二日ほど消費しましたが、個人的にゲームやってた頃よりはマシな時間の使い方をしている気がするので良しとしましょう。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
総制作時間:約326時間 / 累計支出:43,040円