#070 PSDToolKitを導入する③

AviUtl関連
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イントロダクション

本日も引き続きPSDToolKit習得の方を進めていく事になりますね。

この記事を書いている時系列では連休という事で、何と今日はPSDToolKit習得完了まで師匠がマンツーマンで教えて下さる事になりました。

何というか、既に挫折しそうな感じなんですが大丈夫なんですかね?

ってな事を訊いてみたら、『朝から始めて夜までやれば小学生でも覚えられるから大丈夫です』と良い笑顔で返してくれました。

……どうやら、逃げられそうにないようです。

とんでもない長丁場になりそうな気配ですが、適度に休憩を入れながらやっていこうと思います。

PSDToolKitの導入④残り全ての講座を終わらせる

今日でPSDToolKitの習得を終わらせるという事ですので、まずは参考動画の方を見ながら一通りのやり方を体験してみる事になりました。

今回、参考にさせて頂いた動画群は↑以上の3つになります。視聴するだけで小一時間かかりましたが、一時停止しながら色々と設定をしていったので全部終わらせるのに4時間以上消費したのは内緒です。

とんでもなく手間がかかりましたが、一通りやってみた感想としては最終的に最適化するとあんまり手間がかからずに表情やポーズを変える事が出来る上に、ボイスロイドの音声に自動同期させて口パクさせたり自動で字幕が生成されたりといった便利機能が満載なので、使いこなせるのなら非常に強力なツールなのは疑いようがないと思います。

ただ、導入ハードルは個人的にメッチャ高いので、私みたいな初心者以下の知識しかもっていない人間には早すぎるプラグインだったような気がしています。

数回しかAviUtlを触ってないのにPSDToolKitを入れた人って、かなりの少数派だと思いますわ。

ともあれ、一応の講座はやり遂げたという事で、あとで備忘録がてらざっくりとした設定方法を書いていきますね。

多分、私の立ち絵が完成する頃には忘れていそうな気がしますので。

立ち絵の選定&その著作権について

さて。PSDToolKitの設定ですが、せっかくなので立ち絵の方はYouTubeの試作チャンネルで使用するものを使ってやる事にします。あとで、また設定するのも面倒ですからね。

私のアバターはあとで作成予定ですので、今回は相方となるキャラをフリーで配布されている立ち絵の中から選んで使用してみようと思います。

ってな訳で師匠と相談した結果、上記の立ち絵を使用する事になりました。

選定理由としてはPSDToolKitに対応していて、尚且つ色の塗り方がアニメ塗りに近いので加工がしやすく、とどめに『結月ゆかり』というキャラがボイスロイドの中ではトップレベルの人気だからです。

そういう事で消去法的に私のアバターの声が『琴葉葵』になりましたが、特に声帯には大したこだわりもないので不快な音響じゃなければ何でも良かったりします。

将来、著作権的に使えるキャラが増えたら変えるかも知れませんし。

ちなみに、今回選んだ立ち絵に関しては配布ページに『加筆、加工可。動画やその他ご自由にお使いください』と誤解しやすい表記がしてありますが、これは商用フリーという意味ではありません。

解凍して出来たフォルダ内にあるReadmeの方に『商用利用、再配布は禁止です。』と書いてありますので、普通に考えると収益化するチャンネルには使えないようです。

そもそも結月ゆかりというキャラそのものの著作権は、ボイスロイドを作っている株式会社AHS等が持っているようですし、こちらの公式ガイドラインによると『非商用に限り個人、または同人サークル等が、本キャラクターの二次創作物を公開、配布する事を許諾します。』とあるので、書面通りの意味ですと『結月ゆかり』というキャラを使って収益化はできないという意味にとれますね。

ただ、キャラは使えませんが音声に関してだけはこちらの公式ライセンスのページによると個人で使用する場合はYouTubeやブログでもOKという事らしいです。

長々と書いてきましたが、要するに今回選んだ立ち絵は収益化の予定がない試作用のチャンネルでしか使えない上に、一応Googleアドセンスの広告を貼って収益化をしている当ブログ内では表立って使用できないものとなるんですよね。

まあ、この記事を書いている現在、1円も入ってきていませんが。

そういう訳で、こちらの立ち絵に関してはとりあえず元が解らないレベルのモザイク処理をしたものを掲載は出来ても、鮮明な画像でのブログでの使用は出来ないという事を御理解して頂ければと思います。

PSDToolKitの設定方法

前置きが長くなりましたが、そろそろPSDToolKitの使用方法を備忘録的に書き残していこうと思います。かなり長いですがお時間のある方は読んでいって下さい。

まあ、初見の人なら公式の説明書があるのでそちらの通りにやっていけば使えるようにはなると思いますけど、ここから先は私のやり方という事で記事にしていきますね。

①PSDToolKitの導入は既に終わっているという前提で、まずはAviUtlを起動して新規プロジェクトを作ります。

私の場合は解像度1920×1080pixelの30fpsで作ってますが、ゲーム実況とか作りたい人なら60fpsで設定した方がヌルヌル動きます。

ただし、動画圧縮時の負荷やエンコード時間の増量、動画容量の膨大化などのデメリットもある上に、私のように数年前の低スペックPCを使っている人は途中でAviUtlが落ちる可能性もあるので注意が必要みたいです。

②使用する立ち絵のPSDファイルをタイムライン上にドラッグ&ドロップします。

ちゃんとPSDToolKitを導入できていれば、AviUtl上に立ち絵が表示されると思います。

※ちなみにPSDToolKit対応ではない立ち絵のPSDファイルだと、ファイル名にアスタリスクマークを入れたりとかしないと後々めんどくさい作業を毎回しなければいけなくなるようなので、注意が必要です。

③AviUtlの画面上で立ち絵の位置を自分の好きな所に移動させて、初期設定としてPSDToolKitの環境設定を行います。

やり方としてはAviUtlの上の方にある『編集』→『PSDToolKit』→『環境設定』の順でクリックすると↓下記画像のような『PSDToolKit 環境設定』というリストがポップアップします。

あとは『口パク準備を生成』、『多目的スライダーを生成』、『字幕準備を生成』、『すべての準備オブジェクトを単一のオブジェクトへ統合』、『1フレーム目に音声とテキストがある *.exo をドロップした時』の5項目にチェックを入れてOKを押すだけです。

※多目的スライダーの数は私の場合は12に変更していますが、あんまり立ち絵のパーツを動かす予定がないならデフォルトの数値である8でも問題ないと思います。

こちらの設定は初回だけやればセーブされますので、こだわりがなければ二度と触る必要のない項目だったりします。

④次は個人的に最大の難関である多目的スライダー用の『.anm』ファイル作成となります。

目パチ、口パクやポーズなんかを簡単に変更できるようにする為のファイルですね。

AviUtlのタイムライン上に置いてある立ち絵のPSDファイルを左クリックで選択状態にしてから、キーボードの『Ctrl+W』を押すとPSDToolKit用のウィンドウが開きますので、まずは目のパーツを何でも良いから選んで右クリックをしましょう。

↑上記画像のように一番下の『○○と同じ階層のレイヤー全てをファイルにエクスポート』を選択します。保存先を聞いてくるので新しいフォルダを作成(私の場合は『多目的スライダー』フォルダを作成)して、その中に自分で解るような名前を付けて『.anm』ファイルを保存するようにしましょう。

次にAviUtlのファルダにアクセスして『script』フォルダ→『多目的スライダー』フォルダから先程作成した『.anm』を見つけてメモ帳で開きます。

次に口のパーツを何でもいいので選んで右クリックし、上記画像のように真ん中の『○○と同じ階層のレイヤー全てをクリップボードにコピー』を選択します。

で、先程メモ帳で開いた『.anm』ファイルの一番下の行に貼り付けをしましょう。

『眉』と『頬』のパーツも同様の方法でクリップボードにコピーして、『.anm』ファイルの下に順次貼り付けをしていきます。

一度に追加できるスライダー用のパーツは4つまでらしいので『目』、『口』、『眉』、『頬』の変化用として、このファイルを完成までもっていこうと思います。

他のパーツやポーズなんかをスライダーで変更したい場合は、また同じような工程で『.anm』ファイルを作る必要がありますので頑張って下さい。

まずはトラックナンバーが全部0になってますので、上から順に0~3の4つで採番しなおしていきます。先頭行の『–track0:目,0,29,0,1』とかと最後尾の『PSD:addstate(values, obj.track0)』などの2種類をそれぞれ変更するので忘れないようにして下さい。

採番が終わったら、『–track0:目,0,29,0,1』等の先頭行を全て一番上に移動させます。

次に目パチ作成用の公式フォームに行って、スクリプトを作ります。とりあえず『開き』、『半開き』、『閉じ』の3種類ほどを入力しておけば問題ないようですので、立ち絵の目のパーツで違和感なさそうなのを選んで右クリックして、↓下記画像のように一番上の『○○をクリップボードにコピー』を選択します。

そうしたら、↓下記画像のようにブラウザのフォームの方に移動してそれぞれの条件に合う場所に貼り付けをしていきます。

全部入力したら『クリップボードにコピー』をクリックして、またメモ帳で開いた『.anm』ファイルに戻ります。

こちらは目パチの設定ですので、目の項目の『local values = {』という行の直下に貼り付けをします。

ここで重要なのは貼り付けした行の最後に半角の『,』を入力する事ですね。これがないと、内容的にどこが最後なのか認識できないらしいです。

目パチの設定に関しては立ち絵によって何種類も作れますが、とりあえずサンプルなので1種類だけにしておきましょう。

ってな訳で目の項目を1つ増やしたのでメモ帳の最上段に配置してある『–track0:目,0,29,0,1』という行を『–track0:目,0,30,0,1』に書き換えます。

この右から3番目の数値はパラメーターの総数なので、目パチを1個追加したので29から30になったという意味になります。

次は、同じような感じで口パクのスクリプトを公式フォームを使って作成していきましょう。

ちなみに口パクの方は『開き』と『閉じ』の2種類設定すればそれっぽくなるので、中間形態はこだわりがなければ別に設定しなくても良いと思います。

まあ、中間形態があった方が見た目の完成度は高くなるそうですが。

目パチ部分と同様の追記が終わったらメモ帳の上書き保存をしましょう。AviUtlを一度落とさないと変更が反映されませんので、再起動させます。

一応のサンプルとして今回設定した『.anm』ファイルの内容を↓に書いておきますので参考程度にどうぞ。

--track0:目,0,30,0,1
--track1:口,0,34,0,1
--track2:眉,0,15,0,1
--track3:頬,0,2,0,1

local values = {
require("PSDToolKit").Blinker.new({"v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ニッコリ","v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*細","v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*普通"},3,3,0),
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*普通",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*めそらし",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目めそらし",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*細",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目細",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*細めそらし",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目細めそらし",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ギンッ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ギンッめそらし",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*じっ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目じっ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*見開き",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*レイプ目見開き",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ニッコリ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ゆるニッコリ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ウインク",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*閉じ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*><",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*じとー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*ギャース",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*きょとん",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*きょとん(なみだ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*キッ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*死んだ魚の目",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*おっほ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*FXで有り金全部溶かす人の顔",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*アヘェ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/目/*おほぉ",
}
PSD:addstate(values, obj.track0)

local values = {
require("PSDToolKit").LipSyncSimple.new({"v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*笑","v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*笑開"},1,true),
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*笑",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*にんまり",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*普通",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*スン",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ツン",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ちゅー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ぷー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*うへー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*グギギ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ω",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*笑開",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*笑大",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ほー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ほへー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ニヤァ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*△",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*栗",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*開",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*んあー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*はわわ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*あわわ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ハゥア",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*グギャー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ウェヒヒ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ニィ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ニヒヒ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*てへぺろ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*ぺろぺろ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*んべー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*むーん",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*あ?",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*おっほ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/口/*んほぉ",
}
PSD:addstate(values, obj.track1)

local values = {
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*普通",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*おこ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*おこおこ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*ギギギ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*シュン",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*悲しい",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*困り",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*むぅ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*にゅー",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*ぬ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*キリッ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*下げ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*むーん",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*ムッ",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/眉/*FXで有り金全部溶かす人の顔",
}
PSD:addstate(values, obj.track2)

local values = {
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/頬/*1",
  "v1.ゆかりん/共通パーツ/%xQ情/頬/*2",
}
PSD:addstate(values, obj.track3)

⑤次は字幕表示オブジェクトの設置ですね。

タイムライン上で右クリックして出てくるリストの中から一番上にある『メディアオブジェクトの追加』→『PSDToolKit』→『字幕表示』と選んで字幕表示オブジェクトをタイムライン上に設置します。

字幕表示のパラメーターで↑上記画像の位置にある数字を字幕準備レイヤーが設置してあるレイヤー番号に書き換えます。

まあ、ここではまだ設置してないんですが、サンプルですので2番のレイヤーに書き換えておきます。

ついでに字幕表示オブジェクトのパラメーターから位置、フォント、サイズ、色なんかを好きなように変更しておきましょう。↑上記画像参照。

⑥次はタイムライン上に設置したPSDファイルにアニメーション効果を追加します。

PSDファイルを左クリックして選択した状態でキーボードの『E』を押し、出てきたリストの中から『アニメーション効果』を選択しましょう。

新しくできたアニメーション効果のパラメーターを右クリックして、フィルタ効果を元々あった『描画@PSD』よりも上にして下さい。

アニメーション効果の種類を先程作った『.anm』ファイルに変更して、パラメーターの設定から口パク準備レイヤー番号&多目的スライダーのレイヤー番号を自分で設置した場所に変えます。

最終的には↑上記画像みたいな構造になりますので参考程度にどうぞ。

ちなみに目と口のパラメーターが1にしてあるのは先程設定した目パチ口パクの設定箇所が一番上にある所だからです。

今の所1種類しか設定していないので、他の数値にすると目や口の形状は変わりますが、目パチ口パクはしなくなります。

VoiceroidUtilVoiceroidを起動します。

最後は音声の入力になりますね。VoiceroidUtilの導入済みという前提でいきますので御了承ください。

まずボイスロイドでテキストを入力して調声したい人はやってください。

その後VoiceroidUtilの音声保存ボタンを押すと、AviUtlのタイムラインに音声ファイル&統合オブジェクトが出現すると思います。出現するレイヤーの場所はVoiceroidUtilの設定で変更できるので、自分で使いやすい所を指定してあげてください。

最終的にタイムラインの方は↑上記画像のようになりました。

1番レイヤーには音声ファイル。2番レイヤーには口パクや字幕情報が入った統合オブジェクト。4番レイヤーにはPSDファイル。5番レイヤーには字幕表示オブジェクトとなっております。

サンプルなんでこういったシンプル構造になってますが、実際には背景とかエフェクトとかBGMなんかを入れるので、かなり下の方のレイヤーに配置する事になるそうです。

多分、ブラッシュアップした正式なテンプレートが完成したら、また記事にすると思いますが。

今はこれが精一杯だったりします。

ってな訳で、基本の設定はこれで良いとして後は追い追い経験値を積みながら改良していきましょう。

かなり簡略化は出来たと思いますが、不具合がないとも限りませんし、実際に幾つか動画を作ってみて試してみようと思います。

まあ、いつになるかは解りませんけど。

って、いうか多分一度もまともな動画を作った事がない人間がPSDToolKitを導入するのって、かなりのレアケースな気がしますが、どうなんですかね?

普通は初心者向けの簡単な動画を何個か作ってから到達する領域な気がしますが、割と最短ルートを目指して私を教育しているんじゃなかろうかと疑い始めた今日この頃です。

幾つか手軽な記事を挟んだ後になりますが、次はPSDToolKit対応の私の立ち絵を新規で作る事になるそうですので、またまた大変な日々を送る事になりそうですわ。

と、いう事でかなりの長文となりましたが、本日はここまでとさせて頂こうと思います。

神音
神音

本当にお疲れ様でした。

今回の経費&記事作成時間

今回の記事作成時間&支出

記事作成時間:約11時間(各種設定&師匠からの講座込み)

過去最長クラスに時間がかかりましたが、何とかPSDToolKitの習得が完了しました。

何度も何度も立ち絵を変えて繰り返して設定をしていたら、仕組みの方はそれなりに理解できるようになりますので、初心者でも時間をかければ何とかなると思います。

尚、割とヤバいレベルで私と師匠が疲労困憊状態ですので2~3日の完全休養をする事になりました。

まあ、今現在13個の記事がストックされているので特に投稿ペースは変わらないと思いますが。

では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。

最後まで読んでくださった方はありがとうございました。

現在までの総制作時間&累計支出

総制作時間:約263時間 / 累計支出:43,040円

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