イントロダクション
今回は『Blender』の小技の一つとして、グリッドフィルという機能を使って面が張られていない空洞部分に面を手軽に張る方法を記述していこうと思います。※この記事ではblender3.4を使用しています。
↑こんな感じで空洞になっている部分に簡単操作で面を貼る事が可能です。
ムチャクチャ便利そうな機能ですわね。
キャラモデリングをする際に口内を作る時によく使います。
一枚一枚の面を手動で張るのは大変ですが、このグリッドフィルを使うと一気に面を張る事が出来ますので非常に重宝する機能だったりします。
もっとも、使用条件が『埋める面の周囲の頂点が必ず偶数である事』なので、どんな所でも埋められる訳ではないので注意が必要です。※奇数の頂点だと面で埋められずにエラーが出ます。
って事で、今回はこのグリッドフィル機能の基本的な使い方を記述していきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
グリッドフィルの基本的な使用方法
このグリッドフィルは編集モードでしか使えませんので、まずは編集モードにします。
↑画面左上にある項目から編集モードに入りましょう。※キーボードのtabキーを押しても編集モードに切り替わります。
次に面を張る周辺の頂点数が偶数である事を確認しましょう。
↑画面右上にあるオーバーレイのボタンを押すとメニューが出てきますので、その中にある『統計』にチェックを入れて下さい。
↑すると、画面左上に統計情報が表示されるようになりますので、こちらの頂点から選択している頂点数が解るようになります。
↑次に面を張りたい部分を選択します。こんな感じで頂点が繋がっている形状でしたらAlt+左クリックで一つの頂点を選択するとそこに繋がっている頂点をループ選択できるようになりますので、そちらを使った方が楽です。
↑頂点数は32/433となっておりますが、これはオブジェクトの全頂点数が433で現在選択中の頂点数が32となっているという意味です。選択中の頂点が32という偶数なのでグリッドフィルが使用可能となります。
↑キーボードのCtrl+Fを押すと面用のメニュー画面が出現しますので、その中にある『グリッドフィル』を選択して下さい。
↑空洞部分に面が張られますが、最初はあんまり綺麗なメッシュが張れませんのでグリッドフィルを使用すると画面左下に出てくる専用メニューからスパンとオフセットの値を変更しましょう。
↑あとは埋める場所の頂点数によって数値が異なりますが、スパンとオフセットの値を調整すると良い感じに空洞を埋められると思います。
↑ちなみに、ミラーモデファイアを使用している場合、その境界線上にある空洞はグリッドフィルで埋められませんので、こちらも注意が必要です。
なんで埋められないのかと言うと、見かけ上は閉じた形状に見えますが、ミラーモデファイアで作ってある反対側は虚像みたいな状態であり、実際には閉じた形状ではないからだったりします。
グリッドフィルで面を埋めたい場合はミラーモデファイアを一度適用するか、それが嫌ならFキーを使って手動で面を張っていきましょう。
って事で、ざっくりですがグリッドフィルの基本的な使用方法でした。
頂点数が偶数でしか使用できない等の条件はありますが、非常に有用な機能なので覚えておくと便利だと思います。
次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。
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今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約4時間
さて。連続で記事を作成している関係で、ぼちぼち書くような事がない今日この頃。
ここ最近、個人的に面白い映画とか漫画とかもありませんでしたし、紹介するようなものもなかったりします。
う~ん。何かネタがないかと色々考えてみましたが、特に思いつかなかったので、ニコニ・コモンズで配布している素材で得たクリエイター収入が1万円を超えた話でもチョロっとしてみましょうか。
↑大体9ヶ月くらいで11,234円に到達しました。
最初の月の収入が11円だったので、当初は1年かけても自販機のジュース1本分くらいにしかならないんじゃなかろうかと考えてましたが、思った以上に収益が増えていて驚いています。
最大限うまくいっても1年で5,000円くらいかな、と適当に考えていましたけど最終的には15,000円弱くらいにはなりそうな感じです。
ブログを書く合間の休憩時間中に作ったものでも意外とお金になるので、動画編集やイラスト作成が出来る人は暇潰しがてらやってみるのも良いと思いますよ。
ぶっちゃけ、初年度の当ブログの収益よりも稼げています。
※最初の年とか収益が1年で1,000円くらいでした。
最近は違う事に時間をかけていた為、あんまり素材を作ってないので、Live2Dの修行に入る前に2~3日くらい息抜きで何か作ってUPしておきましょうかねー。
では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。
総制作時間:約2467時間
累計支出:74,462円