イントロダクション
今回は『Blender』の小技の一つとして、何もない場所に頂点を生成する方法を記述していこうと思います。※この記事ではblender3.4を使用しています。
↑こんな感じで、任意の場所に孤立した頂点を生成する事が出来るようになります。
これは何に使うんですの?
自由度の高い形状を楽に作れるのがメリットですかね。
任意の位置に頂点を作れるので、複雑なものをモデリングする時とかに輪郭をざっくりと作るのに使用すると割と便利です。
私の場合はキャラモデリングをする際に、素体や服を作る時とかにピンポイントでこれを使っています。
正直、製作方法自体はあまりにも簡単すぎてわざわざブログに書くほどの事ではないような気がしますが、半年ほどblenderを触ってなかったら普通に忘れてたので、個人的な備忘録的に書き残しておきます。
小技という事で、あんまり長い記事にはなりませんが、興味のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
孤立した頂点を生成する方法
操作自体は非常に簡単なので、さっそくやっていきましょう。
↑とりあえず、頂点等を生成したい大元のオブジェクトを選択したら編集モードに入りましょう。
↑頂点選択モードの場合、任意の場所で『Ctrl+マウスの右クリック』を押す事でマウスカーソル上に独立した頂点を生成する事が可能になります。
※最初の孤立頂点を生成した後に連続で『Ctrl+マウスの右クリック』を押すと上記の画像みたいに生成した頂点同士を辺で繋げる事が出来ます。
ちなみに、古いバージョンのblenderだとマウスのCtrl+左クリックで生成されるらしいです。
まあ、これだけなんですが、曲面が多いものをモデリングする時とかに輪郭を作るのにピンポイントで使うと便利だったりします。
↑ちなみに辺選択モードや、面選択モードでも『Ctrl+マウスの右クリック』で任意の場所に辺や面を生成できますが、頂点選択モードと違って離れた場所に孤立させる形で生成する事は出来ません。
特定の辺や面を選択した状態で『Ctrl+マウスの右クリック』を押すと任意の場所に辺や面が押し出されます。※キーボードのEキーで押し出す時と似たような感じの動作となります。
ただ、Eキーで押し出す場合、角度を変える時にRキーを使わないといけませんが、『Ctrl+マウスの右クリック』で押し出すと選択した場所に最初から角度をつけて押し出されますので、慣れるとこちらの方が素早くモデリングする事が可能となります。
ざっくり作りたいオブジェクトの輪郭とかを作りたい時なんかには稀に使いますので、覚えておくと役に立つ時もあると思います。
以上です。
次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。
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今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約64時間
(blender修行時間含む)
とりあえず、blenderのウェイト塗り&テクスチャ作成修行が一段落したので修行時間をまとめて計上しました。
一応、3Dのキャラモデリングに関しては一通りできるようになりましたが、今現在の機材だとVRChat用のモデルを作ったとしても自分で不備がないのか調べられない事に気付いたので、配布したり売ったりとか出来ない状態だったりします。
Unity上だと普通に動いてダンスとかも出来ますけど、実機で動きを確認できないと何かあった時に修正できないのが最大のネックです。
現段階で売り物にした場合、エラーが出た時に購入者の方達からのクレームが怖すぎますからねー。
う~ん。ネット上で自分が稼いだお金からしか予算を出せないという縛りプレイ中なので、高額な機材を増やせないのが地味に痛い所です。
※clusterというメタバース用のモデルの方なら必要な機材が少ないので販売できるものが作れない事もないのですが、そっちはあんまり3Dモデルの需要が高くないみたいなんですよね。
って事で、資金稼ぎ&イラスト作成能力向上を兼ねて今の機材でも作れるLive2Dの方でちょっと何か作って売ってみる事になりました。
BOOTHでの3Dモデルの配布&販売は後回しになりますが、何か問題が起きた時に対処できないと困りますし、仕方がありません。
師匠の見立てでは、もうイラスト作成とパーツ分けについては全部できるだけのノウハウがあるので、あとはLive2Dのソフトを2週間ほど勉強すればフルスクラッチで作れるだろうという話です。
Live2Dモデルは一品ものだと10万~50万円くらいの値がつく事もあるらしいので、平均レベルのものが作れれば3~5個くらいで手数料と税金を考えても機材を買えるだけの資金は集められるんじゃないかと思われます。
無事に売れればですけどね。
まあ、データ販売なので別に放っておいても腐るような代物でもありませんし、適当に幾つか作って出品しておけば2~3年後くらいに売れるかも知れません。
イラスト作成能力が上がれば、必然的に3Dの方のテクスチャの作成技術も上がりますので、そちらの練習も兼ねて暫くやってみようかと思います。
とりあえずは、デザインのラフ画をボチボチ書いていく事にします。
では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。
総制作時間:約2443時間
累計支出:74,462円