イントロダクション
今回はオブジェクトに色々とカッコイイ動きを付ける事が出来る『トラックバー対応イージングスクリプト 2020版』の紹介をしていこうと思います。
通常、AviUtlを導入したら真っ先に導入するべきスクリプトらしいんですが、師匠達が教えるのを忘れていた為に開始から数ヶ月目にしてようやくの導入となりました。
まあ、別に今までなくても困らなかったんですけど、手軽に様々な動きを付ける事が可能になるという事ですので入れておいても損はないと思います。
ってな訳で、今回は『トラックバー対応イージングスクリプト 2020版』の導入~簡単な使い方の方を記述していきますので、良ければ読んでいって下さいませ。
宜しくお願いします。
イージングスクリプトの導入~基本的な使い方
導入方法
導入方法ですが、まずは↓下記のニコニコ動画のリンク先から『easing_tra_2020.zip』というものをダウンロードしてきます。
↑解凍するとファイルの中身がこんな感じになってますので、全部AviUtlフォルダ内の『script』フォルダに入れれば導入完了です。
※scriptフォルダがない場合は新規作成して下さい。
ちなみに、基本動作させるだけなら『exo』フォルダと『easing.png』は要らないので、必要がないという人は削除しても良いと思います。
割と内容物が多いので、おすすめとしては『script』フォルダ内に『イージング』というフォルダを作って、その中に入れた方が後で使う時に便利だったりします。
次に使い方ですが、今回は一般的な使用方法のみを記述していく事になりますので御了承下さい。
↑応用的な使い方をしたいという上級者の方は上記の作者様の動画を見た方が早いと思います。
基本使用方法
では、さっそくイージングを使ってみましょう。
AviUtlを起動して新規プロジェクトファイルを作り、動かしたい素材をタイムライン上にドラッグ&ドロップで投げ入れます。※図形とかのオブジェクトでも良いです。
とりあえずの使用例ですので、今回はX方向の単純な移動方法にしてみようと思います。
↑動かしたいオブジェクトの設定ダイアログのXボタンを押して、『easing_normal@uf_easing』を選択します。
尚、私の場合はイージング系というフォルダを作って、その中にスクリプトを入れたのでこういう表示になっておりますが、人によっては違う場所に表示されている可能性が高いです。
↑左から移動させるのでXを適当に-1000に設定しました。
↑Xボタンを押して一番下にある設定を選択します。
↑『移動フレーム間隔』の設定ウインドウがポップアップしてきますので、数字を入力します。
↑上記のグラフのように1~41の数値を入力する事で移動の際の挙動が変わります。
人によって好みは異なりますが、初心者なら大体22か23番を使っておけば良いらしいです。
↑とりあえず22番の挙動がこちらとなります。
↑23番がこちらですね。個人的には23番の方が使いやすそうな気がします。
とりあえず、オブジェクトによって色々と数値を変えて使ってみて下さい。
他のイージングの種類について
他の移動種類の『easing_interpolation@uf_easing』は所謂『補間移動』らしく、中間点がある動画で使用するのが良いらしいです。
まあ、実際の例を見てみましょう。
↑通常のイージングだと中間点ごとに止まるので、ガクガクっとした動きになります。
↑先程の画像を『easing_interpolation@uf_easing』にしてみたのがこちらとなります。随分とスムーズに動くようになりましたね。
オブジェクトを中間点を使って移動させる複雑な動きのものなんかには、『補間移動』を使用した方が良いでしょう。
次に『easing_obj@uf_easing』ですが、こちらを使うと中間点ごとにイージングの番号を変更する事が出来るようになるらしいです。
要するに前半部分は3番で、後半部分は23番といった感じの動きが可能となるみたいなんですね。
↑やり方としては、まず動かしたいオブジェクトの上にカスタムオブジェクトを挿入して『uf_easing』を選択します。
↑次に動かしたいオブジェクトの移動方法で『easing_obj@uf_easing』を選択します。通常なら設定は使いたい動きの番号を入力しますが、この場合は先程のカスタムオブジェクトを置いたレイヤー番号を入力します。
私の場合はレイヤー1にカスタムオブジェクトを置いたので『設定[1]』にしていますが、他のレイヤーに置いている人はその番号を入れて下さい。
↑次にカスタムオブジェクトの方の設定ダイアログにアニメーション効果の『uf_easing』を2つ追加します。
ちなみに上から順番に中間点の前半部分、後半部分になります。『E番号』というのが動きの番号になりますので私は前半を3番、後半を23番という事で適当に設定してみました。
↑設定が完了するとプレビュー画面にこんな画像が表示されると思います。
↑実際に動かしてみた画像がこちらになります。確かに途中で動きが変わってますね。
ちなみにカスタムオブジェクトの透明度を100にしておかないと上記の画像みたいにグラフも動画として出力されるので注意が必要です。
個人的にかなり面倒臭い上に使い道があまりないような気がしますが、一応の説明として記述しておきました。
ってな訳で、基礎的な事しか書きませんでしたが『イージングスクリプト』の紹介となりました。
まだ未実装の動く感情アイコンシリーズとかにも使えそうなので、かなり有用なスクリプトだと思います。扱いも結構楽ですし、お薦めです。
では、本日はここまで。
お疲れ様でした。
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今回の経費&記事作成時間&日記
記事作成時間:約11時間(#05動画製作8時間込み)
そういえば、昨日ようやく5作目の動画の作成が完了しました。
休日が一日吹っ飛びましたけどね。
頑張れば2日あれば10分くらいのボイロ動画を作れる事が解りましたが……
師匠達からオーバーワークを指摘されたので2~3日ほど休養をとる事になりました。
う~ん。これは週一回の動画更新は無理かも知れません。
完全にテンプレート化して似たようなものを作り続けるというコンセプトならいけると思いますが、それだと私の成長が出来なくなるので本末転倒ですしね。
まあ、追いつかれたら追いつかれたで仕方がないので、のんびりやっていきましょう。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
総制作時間:約606時間 / 累計支出:47,082円