イントロダクション
1日1枚を目標にしてイラストの模写を10日ほど続けてきましたので、今回はその成果についてお話しようかと思います。
まあ、本当なら実際に描いた模写をブログに上げようかと思っていたんですけど、著作権的に微妙にグレーゾーンだと師匠達からツッコミが入りましたので、
申し訳ございませんが画像のアップロードは断念致しました!!!
まあ、1枚10分程度という縛りがあったので、正直落書きレベルでしたし、第三者が見ても楽しいかどうか解らないような代物でしたけどね。
(本気で描いても大差ないという噂もありますが)
後々、炎上の原因になりそうな事は基本的にやらない方が良いそうです。
まあ、とりあえず『イラストを勉強する為にこんな感じの事をやりました』みたいな、備忘録的にテキストだけの記事は書いておきますので、お時間に余裕のある方は見ていってくださると嬉しいです。
師匠達からの10日間の落書き批評まとめ
1日目
はい、1日目の模写ですがモデルは漫画『よつばと!』より『小岩井よつば』を描かせて頂きました。残念ながら画像は上げられませんけどねっ!
最初は複雑な絵を描くよりは、漫画などの比較的単純なものを描いた方がいいとアドバイスをもらったので、とりあえず手持ちの漫画で一番描きやすそうなキャラを選んでみました。
師匠からの総評ですが、
もはや人間の関節じゃない。
でした。
……人間の指って描くの難しいんだなー。
2日目
え~、2日目のモデルは漫画『よつばと!』より『ダンボー』です。
一言で言うと段ボールで出来たロボットのような何かですね。
見た感じ簡単そうでしたが、フリーハンドで直線を描くのは思いのほか難しかったです。
素直に図形ツール使っておけば良かったですわ!
師匠からの総評は、
線が狂気のレベルでガタガタですが、特徴だけは何となく捉えている。
との事です。
まー、少なくても初日よりはちょっとはマシになったっぽいですね。
3日目
3日目は『ポケットモンスター』より『ヒトカゲ』という名の赤い人外生物です。
実はあんまりポケモンは見た事がないのですが、兄弟子の一人からのリクエストで描いてみました。
地味に生まれて初めて爬虫類を描いたような気がします。
※ちなみに、この日から師匠に習った迷い線とやらでシャシャっと描いています。
師匠からの総評は、
迷い線を覚えてから、いきなり上達したように見える。
との事です。
何度も線を重ねる迷い線は『見た者の脳内で最適な線を無意識の内に構築している』から、一見画力が上がっているように見えるようです。
4日目
4日目は『それいけ!アンパンマン』より主人公の『アンパンマン』です。
実際に模写してみるまで特に気にもしていませんでしたが、
このひと?の手は、どんな構造になっているんでしょうか?
未だかつて見た事がないような独特な形状で、どう見ても指とかないような気がするんですが、ドラえもんみたいにものを吸着して持っているんですかね? 地味に謎な構造です。
とりあえず顔の輪郭だけ図形ツールで描いて、そこを起点に作りましたのでそれなりに体裁を整えられたような気がします。
師匠からの総評ですが、
キャラ名を言われなくても普通に見て解る程度には画力が上がった。
らしいです。
うん、まあアンパンマンくらい個性の塊のキャラってそんなにいないでしょうからね。
5日目
5日目は漫画『だがしかし』より『枝垂ほたる』という女性キャラです。
兄弟子の一人からのリクエストですが、私は全然知らない作品だったのでパラパラめくってみて描きやすそうなデフォルメ絵を模写してみました。
生まれて初めてスカートを描きましたが、めっちゃムズイです。
漫画家とか、よくこんなものを日常的に描いてますね。
今まで全く興味ありませんでしたが、漫画というのは職人技によって支えられているんですねー。私には、とても真似できませんわ。
さて、師匠からの総評ですが、
手の形が人間のそれじゃない上に全体のバランスが微妙に崩れている。
との事です。
まあ、久々の人間タイプですからねー。指の描き方が特に難しいです。
6日目
6日目は『クレヨンしんちゃん』より『野原しんのすけ』です。
幼少の頃に見ていたような気がしますが、実はあんまり覚えていません。
なんかパッと見、線が少なくて簡単そうだったので描いてみました。
独特な顔の輪郭や、飛び出た眉毛が非常に特徴的な作画です。
師匠からの総評ですが、
とりあえず、今までで一番うまく描けている。
との事です。
もしかして、私は正統派な作画より個性的なものの方が性に合っているんでしょうかね?
7日目
7日目は漫画『ドラゴンボール』より少年時代の『孫悟空』です。
姉弟子からのリクエストですが、実は国民的漫画であるにも関わらず、
私はろくに知らなかったりします。
※日曜の朝あたりにやっていたアニメ版は、たま~に数分ぐらい眺めてました。
漫画自体がかなり古い作品ですし、単行本で40巻以上あるとの事で読もうというモチベーションが上がらないんですよね。
内容自体は今読んでも面白いらしいので、気が向いたらその内ネットカフェにでも行った時に見てみようと思います。
で、師匠からの総評ですが、
指の形がおかしい事以外は、概ねオリジナルに似ている。
との事です。
どうやら、私のネックは人間の指の作画のようですね。
8日目
8日目は『ポケットモンスター』より『ピカチュウ』という名の黄色い人外生物です。
ほとんど見た事ありませんが、アニメ版の主人公の相棒的キャラだったような気がします。
前日に描いた悟空よりも単純な造形だったので、非常に描きやすかったですね。
師匠からの総評ですが、
何で人外生物だけ上手いんですか?
との事です。
いや、知らんがな。今まで自分から絵を描こうと思った事もありませんし。
意外な所で私の絵の特性が見出されつつある今日この頃です。
9日目
9日目は漫画『ドラゴンボール』より大人になった『孫悟空』です。
金髪になった形態のスーパーサイヤ人という状態らしく、理屈は解りませんが通常時の50倍つよいみたいです。
昨今のスマホゲー並にインフレしてますなー。
まあ、こっちがインフレの元祖なんでしょうけど。
イラストに関してはオリジナルの絵の描き込みが凄すぎて、全く似せられませんでした。
こんなもん毎週のように話を考えながら描くなんて化け物じゃないですかね?
ともあれ、師匠からの総評ですが、
可もなく不可もなく。模写としてはギリギリ及第点くらいの出来。
との事です。
個人的にいまいちな完成度でしたが、そこそこの評価を頂けてびっくりでした。
10日目
遂に最終日となりました!!!
この日描いたのは劇場版の『ドラえもん』です。
映画の方は見てませんが、何か海賊みたいな服を着ているバージョンで、
めっちゃ描きにくかったです!!!
ちなみにドラえもんを描いた理由は、最初期にうろ覚えで描いた自称ドラえもんという名のクリーチャーへのリベンジみたいなものだったりします。
※クリーチャーの正体が知りたい方は↓下記リンク先の記事からどうぞ。
模写とはいえ、10日前の化け物よりはマシになったような気がします。
師匠の総評としては、
オリジナルのイラストの6~7割くらいの出来。
との事です。
まあ、パッと見でドラえもんだと解る程度にはなったようですので私は満足です。
10日間の修行を終えて
個人的には初日よりは上手くなったような気がしますが、これは画力が上がったというよりはソフトやペンタブの使用方法を習熟した結果だと思います。
私自身は実感として全然上達した気がしていませんし。
ともあれ、師匠達からは『これ以上やっても飛躍的な上達はしないので、ひとまず模写の方は卒業しましょう』といった旨を言い渡されております。
※まあ、著作権的にブログで模写は扱いにくいから前倒しで卒業という事になったらしいですが。
次の講習ですが、一度くらい『トレース』とやらをやってみた方が良いという事で、なんか商用フリーの素材を見繕って実習してみる事になりました。
トレースは工程数が多く、5~8時間かかるそうなんで記事の方はしばらく先になると思いますが、お時間のある方は見て頂けると幸いです。
※追記。トレース記事は↓こちらとなります。
お時間のある方は合わせて読んでいって下さると嬉しいです。
今回の経費&記事作成時間
記事作成時間:約4時間
(模写作業込み)
う~ん。せっかく模写をしたのにアップロードできなかったのは地味に残念でしたが、仕方がありませんね。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
総制作時間:約75時間
累計支出:17,080円
※フォーマット統一用のリライト作業済みの記事です。