イントロダクション
YouTubeの3作目の動画でレビューする素材として株式会社明治の『きのこの山』が選ばれましたので、ついでにブログの方でも紹介しようという記事になります。
以前の記事で『たけのこの里』のレビューをしたので、姉妹品のこちらもやっておくかという適当な選定理由ですが。
ちなみに、『きのこの山』と『たけのこの里』は姉妹商品でありながら、何故か世間的には敵対関係にあるようでして、どっちが美味しいかという消費者間の『きのこたけのこ戦争』と呼ばれる闘争が1980年頃から行われているらしいです。
そもそも、人それぞれで味の好みが違いますので、明らかな格差が存在しない限りは永遠に答えが出ない命題な気がしますが。
大体、自分が好きなものを他人が絶対に好きになる保証などないのですから、不毛な争いという他にありません。
自分が好きなものは好き。嫌いなものは嫌いで構いませんので、他人を巻き込むような行為は慎むべきだと個人的には思いますねー。
まあ、メーカー側が話題にする為に敢えて対立させている可能性もありますけど。
まあ、答えの出ない推論をしても仕方がありませんし、そろそろレビューの方をしていこうと思います。
お時間のある方は読んでいって下さいませ。
明治『きのこの山』の紹介
前回同様、まずは『きのこの山』がどんな商品なのかという事をネット情報を元に、ざっくり記述していきましょう。
『きのこの山』とは1975年、株式会社明治から製造、発売されたチョコレートスナック菓子。きのこの形状をしたチョコにクラッカー製の軸が刺さっており、チョコは前回紹介した『たけのこの里』よりも1.4倍の量を使用している。
元々は、当時不調だったアポロチョコの生産ラインを有効活用しようという事で試作品が作られたが、開発は難航し、発売までに5年の歳月が費やされている。
……との事で、予想よりもメチャクチャ時間をかけて研究開発された商品だった模様です。
現在だと当たり前にそこらで売ってますが、1975年の発売当時は相当な品薄状態だったようで、生産ラインを増産したり、納入催促の電話が引っ切りなしにかかってきたりと、色々と大変だったらしいです。
何がそこまでヒットした要因なのかは解りませんが、40年以上もアップデートを繰り返して売れ続けているあたり、とんでもないロングセラー商品なのは間違いありません。
ってな訳で、基本情報に関してはここまでにして、そろそろレビューの方を始めていきましょう。
↑価格は『参考小売価格税別200円』となっているので、『たけのこの里』と同価格になっております。ネット上でも大体そのくらいの価格で売ってますが、量販店なら150~180円くらいで購入できますので、そっちで買った方が良いと思います。
私は近所のスーパーで税込み180円で買いましたが、『たけのこの里』の方は丁度セール中だったらしく購入時160円でしたので微妙に高くつきました。
↑外箱の裏はこんな感じです。アレルギー物質は『小麦・乳成分・大豆』となっておりますので該当するアレルギーをお持ちの方は注意して下さい。
ちなみに『たけのこの里』の方には『卵』も使用されていたので、アレルギー物質はこちらの方が少なかったりします。
エネルギーは1箱で423kcalとの事ですので、高カロリーの『たけのこの里』よりも更に40kcalほど高いです。ダイエット中の方は1日数個程度で我慢した方が良いかも知れません。
尚、裏面のイラストによると『たけのこの里』同様に二層のチョコを使用しているようです。
まあ、普通に齧って食べる分にはチョコの味の違いがよく解らなかったりするんですが。
↑一応、上部を切り取ってみましたが、『たけのこの里』と違って微妙に先端部分の色が違うだけですので『カカオが香るチョコレート』とやらは、思ったよりも使われていないようですね。
相変わらず二層のチョコにする意味が全く解りませんが、師匠達の話では『二層のチョコを使う=更に美味しくなったという情報を消費者の頭に刷り込む事が目的』らしいので、実際の味に変化があるかどうかは、あまり肝要ではないみたいです。
簡単に言うと消費者にプラシーボ効果という名の簡易催眠をかけて『より美味しくなった』と思い込ませているんじゃなかろうかという話ですね。
かき氷のシロップなんかも実は全部同じ味で、香りと色で脳を騙しているそうですし、そういう効果を期待して実は特に意味のない情報を商品に付加しているメーカーは多かったりするらしいです。
まあ、これがそれに相当する商品なのかは解りませんので、単なる憶測でしかありませんが。
1箱の総数は30個です。予備の1箱の方も数えてみましたが、同数でしたので現在のデフォルト数は30個のようですね。
一昔前のネット情報では29個だったらしいので、ちょっと増えたみたいです。
カロリーに関しては単純計算で1個約14.1kcalになりますので、ダイエット中の方は計算しながら食べて下さいね。
↑重量は約74.2グラムと、ほぼ表記通りの内容量となっております。
↑1個の重さは約2.5~2.8グラムと誤差0.3グラムで制作されているようで、誤差0.5グラムだった『たけのこの里』よりも高い精度で作られている事が判明しました。
まあ、『たけのこの里』は表面にクッキーの粉が付着していましたから、その分の誤差範囲なんでしょうけど。
↑チョコの総量は約1.7グラムです。『たけのこの里』の方は1.1グラムでしたので、かなり増量されていますね。ただ、配合されている『カカオが香るチョコレート』は恐らく『たけのこの里』の方が多いと思われます。
↑軸のクラッカー部分は約0.9グラムと、チョコの総量に比べると結構軽めに作られています。
では、最後に食べてみた感想ですが――例によって例の如く味の方は普通に美味しいです。
クッキー生地の粉も付着していませんし、軸の部分を手に取って食べれば指も汚れませんので、利便性という意味ではなかなか良い線いっていると思います。
難点を挙げるとするならば、このキノコの形状でしょうか。かなり固い上にそこそこ大きいので、噛み砕く時に口の中を軽く傷つけてしまう場合があります。
私は試食の際に思いっきり口内の一部を切ってしまいましたので、食べる時には気を付けた方が良いと思います。
本末転倒とはなりますが、きのこの部分の形状を変えた方が良いような気はします。
新商品を作る時には口内を傷つけないような形にして貰いたいものです。
尚、味は普通に美味しいと言いましたが、個人的な味の好みで言うと軽い食感のクラッカーよりもクッキー生地を使用している『たけのこの里』の方が美味しかったりするので、二つ並んで売っていた場合は迷う事なく『たけのこの里』の方を買うと思います。
実際、私が購入したスーパーでも在庫数は『きのこの山』の方が圧倒的に多かったので、売り上げには結構な差があるんじゃなかろうかと推測されます。
まあ、普通は後発の製品の方が優れているのが当たり前なので、仕方がない部分もあるとは思いますけど……それでも40年以上の年月があれば色々とアップデートできたような気がします。
多分、発売当時に爆発的ヒットを飛ばしたせいで下手に弄れなくなったパターンですね、これ。
個人的には別に神格化しなくても良いので、もっと大胆に手を入れるべきだと思うんですが……世の中には色々としがらみもありますから、難しいんでしょうねー。
ってな訳で、ざっくりとですがロングセラー商品『きのこの山』の紹介となりました。
完全に素人目線からのレビューでしたので、読んで下さっている人達が見て面白いかどうかは解りませんが、ここまで読んで下さった方はありがとうございました。
来週あたり、他の商品をレビューする事になると思いますが、そちらも読んでいってくれると嬉しいです。
※追記。『チョコボール』のレビュー記事が↓こちらになります。
※レビュー動画は↓こちらとなります。
お疲れ様でした。
今回の経費&記事作成時間
記事作成時間:約6時間(撮影&#03動画作成3時間込み)
支出:360円(きのこの山×2個分)
今日から3作目の動画作成に入りました。まあ、最初はシナリオを書くだけなんですけど大体5~7分のものを書くのに3時間以上かかるので地味に面倒臭かったりします。
でも、最初に書いておかないとセリフを書き直す度にボイスロイドの調声しないといけなくなるので、更に面倒臭い事になりますからねー。仕方がありません。
小説家とか、よくこんな作業を続けられますわ。
ってな事を言っていたら、師匠から『君もほぼ毎日ブログを書いてるから、内容的には同じような事をしているじゃないですか』というツッコミが入りました。
素で気付きませんでしたが、言われてみればそうかも知れません。
数カ月前は、自分が毎日文章を書いている生活をしている事なんて想像もしていませんでした。
自覚が全くありませんけど、多少は文章能力が上がったんでしょうかね?
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
総制作時間:約493時間 / 累計支出:46,910円