イントロダクション
今回はAviUtlでエヴァ風の六角形画面を作成する方法を記述していこうと思います。
↑こんな感じのよく解らない六角形が並んでいるデザインのアレですね。(サンプルの方はループ動画を作ろうとしましたが、微妙に間違ってますが)
ブログに書くネタも特にないので、前回に引き続き何となく作れそうだったという理由で簡単なエヴァっぽい素材を作ってみる事になりました。
実用性があるのかどうか解りませんが、背景画像とか茶番動画とかには使えるかも知れません。
まあ、フリーで似たような素材や動画が配布されていますので需要があるのかどうか解りませんが、備忘録がてら記述していきましょう。
作成自体は簡単なので初心者向けの記事となりますね。
ただ、地味に工程が多いので注意して下さい。
ってな訳で、お時間のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
エヴァ風六角形画面を作成する方法
作成に必要なスクリプト
では、まずは必要な外部スクリプトを紹介していきます。
↑さつき氏のスクリプトです。導入方法は上記の記事に書いてありますので入れてないという人は導入しておいて下さい。
↑AviUtlの画像をスクリーンショットみたいにPNG画像に保存できるスクリプトです。導入方法は上記の記事に書いてありますので入れてないという人は導入しておいて下さい。
以上です。
では、導入も済んだという仮定で話を進めていきましょう。
具体的な作成手順
手順①AviUtlを起動して新規プロジェクトを作ります。画像サイズはとりあえず1920×1080で作成する事にしましょう。
手順②タイムライン上で右クリック→『メディアオブジェクトの追加』→『図形』を選択します。レイヤー1に配置し、図形の種類は『六角形』にして色は黒にして下さい。
↑レイヤー1のパラメーターはこんな感じです。
手順③レイヤー1の図形オブジェクトをレイヤー2とレイヤー3にコピー&ペーストして、パラメーターを変更します。
↑レイヤー2のパラメーターはこんな感じです。色は赤にして下さい。
↑レイヤー3のパラメーターはこんな感じです。色は黒にして下さい。
↑ここまでの段階で、こんな状態になっていると思います。
手順④タイムライン上で右クリック→『メディアオブジェクトの追加』→『図形』を選択します。レイヤー4に配置し、図形の種類は『三角形』にして色は黒にして下さい。
↑レイヤー4のパラメーターはこんな感じです。
手順⑤レイヤー4の図形オブジェクトをレイヤー5にコピー&ペーストして、パラメーターを変更します。
↑レイヤー5のパラメーターはこんな感じです。
↑これで六角形の上下に三角形が出来たので、次にテキストを入れましょう。
手順⑥タイムライン上で右クリック→『メディアオブジェクトの追加』→『テキスト』を選択します。レイヤー6に配置して下さい。
↑レイヤー6のパラメーターはこんな感じです。フォントは自分の好きなものを適当に使って下さい。
ちなみにフォントを変えると微妙に大きさが変わるので、適切なサイズに変更して下さいませ。
必要なら、文字列も違うものに変えても大丈夫です。
↑これで六角形のベース部分が完成しましたので、一度PNG形式で出力しておきましょう。
このままエフェクトをかけると干渉しあって、変な感じになります。
って事で、冒頭で紹介したスクリプトを使ってアルファPNGで出力して下さい。
次の工程でAviUtlを再起動する事になりますので、必要ならここまでをプロジェクトに保存しておいて下さい。
手順⑦作成した画像のトリミングをします。
AviUtlを再起動して296×340の画像サイズで新規プロジェクトを作り、先程の六角形PNG画像をタイムラインに入れます。
↑パラメーターの回転の項目を90にして、画像を横にしておきます。
色々と試した結果、こうしてトリミングして画像を横にしないと配置を上手くできませんでした。
これを冒頭で紹介したスクリプトを使ってアルファPNGでもう一度出力して下さい。
まあ、ここまでの工程が面倒臭いという人は上記の画像を保存して使った方が早いような気がします。
手順⑧蜂の巣状に六角形を配置する。
AviUtlを再起動して1920×1080の画像サイズで新規プロジェクトを作り、先程のトリミングした六角形PNG画像をタイムラインのレイヤー1に入れます。
画像を選択状態でキーボードの『E』を押す→出現したリストの中から『アニメーション効果』を選択して下さい。
↑アニメーション効果の種類を『画像ループ2@ANM1』に変更して、全体のパラメーターをこんな感じにして下さい。
↑ここまでの設定で、こんな感じの画像になると思います。
手順⑨最後に装飾しましょう。
まずはレイヤー1の角度を変更していきます。
↑レイヤー1の設定ダイアログの右上にある+マークの隣にあるリサイクルマークみたいなのをクリック→出てきた一覧から『拡張描画』を選択し、設定項目が増えたらY軸回転を25に変更して下さい。
↑ここまでで、画像の角度が立体的になります。次はヴィネットっぽい装飾を加えましょう。
タイムラインの何もオブジェクトがない場所で右クリック→『メディアオブジェクトの追加』→『カスタムオブジェクト』を選択して、生成されたカスタムオブジェクトをレイヤー2に配置して下さい。
↑カスタムオブジェクトの種類を『周辺ボケ光量』に変更して、パラメーターを上記の通りに設定して下さい。
↑こんな感じで画像周辺が暗くなります。
では、最後に点滅エフェクトを入れていきましょう。
レイヤー1の画像オブジェクトを選択→キーボードの『E』を押す→出現したリストの中から『アニメーション効果』を選択して下さい。
↑アニメーション効果の種類を『点滅』にして、パラメーターを上記の感じにします。
このあたりは自分の好きな点滅間隔にして下さい。
↑完成するとこんな感じになります。
かなり適当なので、独自に色々と演出してみて下さい。
個人的には六角形を個別に中央から登場させたりとかしてみたいんですが、今の所は一層ごとに手動配置するしか方法が思いつかなかったりします。
もしかしたらハニカム配置用のスクリプトとかあるのかも知れませんが、特定の画像を使える形式のものは探してもなかったので今の所は保留にしておきましょう。
↑このスクリプトとか、使えそうかなと思いましたが……六角形を他の画像に差し替えできなかったので諦めました。
では、ボチボチ長くなってきたので本日はここまで。
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お疲れ様でした。
今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約4時間
この記事を投稿した3日後に、ちょっと手術に行ってくる事になりますので、2週間前後くらいネット関連の活動を休止します。
一応、休止のお知らせの記事が2~3日後に自動投稿されると思いますが、そちらは活動再開した時に削除しますので日記がてらこっちにも記述しておきました。
正直、めっちゃ怖いので手術とかやりたくないですが、ほっといても悪化するだけなので仕方がありません。心を無にして頑張ります。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表していきましょう。
お時間のある方は次項も読んでいって下さいませ。
総制作時間:約1237時間
累計支出:47,082円
本日のオススメ商品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』!!!
今回ご紹介する商品は私の兄弟子オススメの映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。
割と有名なアニメの劇場4部作の第2作目の作品ですね。
2009年6月27日に公開された劇場アニメ作品で、個人的には4部作の中で一番面白いと思っているのがこちらとなっております。
ストーリー的には1作目の『序』の続きですね。時間経過も前作から大して経っていない所からスタートしますので、1作目を見た人なら違和感なく視聴できると思います。
メチャクチャ設定が難しいんですけど、基本的には人類の存亡をかけて使徒と呼ばれるよく解らない生物と主人公達が戦っているとだけ解釈しておけば、あとはフィーリングで何とかなる気がします。
個人的にはヘタレだった主人公が最後に覚醒する所なんかは非常に熱いです。
全4作中、最も王道的なエンターテイメント性を持った作品ですので、見た事がない人は視聴してみても損はないと思いますよ。
ご購入の検討をお願い致します。