AviUtlの円形配置を使ったアニメーション方法

AviUtlの円形配置を使ったアニメーション方法 AviUtl関連
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イントロダクション

今回はAviUtlの基本機能である『円形配置』を使ったアニメーション方法を幾つか紹介していこうと思います。

↑サンプルとしては、こういうやつですね。

動画の演出にも使えますし、モーショングラフィックにも応用できますので割と多彩な使い道があります。

小技として覚えておいても損はないと思いますよ。

お時間のある方は読んでいって下さいませ。

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円形配置を使ったアニメーション方法

↑とりあえず参考にしてみたのはこちらの動画になります。最低限の事しか説明されていないので初心者だと何の事か解らないんじゃないかと思いますが、解る人には解るといった構成となっています。

他の人の動画で使われている演出はこういう風に作られているんだと、個人的には凄く参考になった動画なんですが、説明が速すぎて解読が難しかったので自分で使えそうなものだけ備忘録的に記事に残しておこうと思います。

ちなみに、外部スクリプトとしてイージングが必要になりますので、導入していない方は↑上記の記事を参考に導入しておいて下さい。

はじける円の作り方①基本編


ってな訳で、まずは基本形の『はじける円みたいなやつ』を作ってみましょう。

①AviUtlを起動して新規プロジェクトを作ります。画像サイズは適当でいいですが、私は1920×1080で作成する事にします。

②タイムライン上で右クリック→『メディアオブジェクトを追加』→『図形』を選択します。オブジェクトの長さはとりあえず1秒にしましたが、好きな長さにして下さい。

↑パラメーターはこんな感じです。この中で移動させるは拡大率だけですね。

↑『拡大率』をクリックすると出てくる移動形式のリストの中から通常のイージングを選んで設定を23番にします。イージングの使い方が解らないという人はこちらの記事を参考にして下さい。

③次にこの四角形に『円形配置』を付与しましょう。図形オブジェクトを選択状態でキーボードの『E』を押してリストを表示させたら、『アニメーション効果』→『円形配置』を選択します。

↑パラメーターはこんな感じです。移動させるのは『半径』だけですので先程の要領でイージングの23番を適用して下さい。

↑『円形配置』の『設定』ボタンを押すとパラメータ設定がポップアップしてきますので、配置する数を変えたい場合は数値を変更してみて下さい。

↑ここまでの設定で、こんな感じのはじける円みたいなのが出来ると思います。

↑色と円周と数を変更するとこんな感じの感情表現アイコンにもなります。

はじける円の作り方②応用編


次は応用みたいな感じですね。先程作ったやつをベースに改修をしていきましょう。

↑最終的に先程の円のパラメータをこんな感じに変更します。

①四角形のオブジェクトの『サイズを80』、『透明度を0→100にして移動形式をランダム移動』、『縦横比が100→0にして移動形式をイージングの23番を適用』します。

②円形配置の『回転を0→150にして移動形式をイージングの22番を適用します。

③図形オブジェクトを選択状態でキーボードの『E』を押してリストを表示させたら、『グロー』を選択します。

↑こんな感じで回転して点滅しながら消えるようになります。

テキストを使った演出

では、次にテキストに円形配置を使った際の演出をしてみましょう。

①AviUtlを起動して新規プロジェクトを作ります。画像サイズは適当でいいです。

②タイムライン上で右クリック→『メディアオブジェクトを追加』→『テキスト』を選択します。オブジェクトの長さはとりあえず1秒にしましたが、好きな長さにして下さい。

③テキストオブジェクトに何か文字を入力します。私は『sample』と入れましたが好きな文字でいいと思います。

④『円形配置』を付与しましょう。テキストオブジェクトを選択状態でキーボードの『E』を押してリストを表示させたら、『アニメーション効果』→『円形配置』を選択します。

↑パラメーターはこんな感じです。フォントと文字数が違うと調整が必要になるので、このまんまの設定では使えませんが、参考までに置いておきます。

テキストの方は『文字毎に個別オブジェクトにチェック』、『字間を50』、『サイズを123→1にして移動形式をイージングの22番を適用』します。

円形配置の方は『半径を0→230にして移動形式をイージングの23番を適用』、『回転を0→160にして移動形式をイージングの14番を適用』します。

↑ここまでの設定で、こんな感じのテキストアニメーションが出来ると思います。

一瞬しか表示されませんのでモーショングラフィックには使えるような気がしますが、テキストとして使えるかというと微妙かも知れません。

上記のGIFみたいにループ再生させれば、レビュー動画とかにも使えるかも知れませんが。

ってな訳で、AviUtlの円形配置を使ったアニメーション方法の紹介でした。

とりあえず基本形を作ってエイリアスに保存しておけば、他の動画にも使えるのでやっておいた方が良いと思います。私はこれらのアニメーションの亜種みたいなのを何個か作って保存しておきました。

↑エイリアスの保存方法はこちらの記事を参照して下さい。

では、本日はここまで。

お疲れ様でした。

他のAviUtl関連の記事はこちらからどうぞ。

他のAviUtlプラグイン紹介記事はこちら

AviUtlスクリプト紹介記事はこちらです。

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今回の経費&記事作成時間&日記

今回の記事作成時間&支出

記事作成時間:約8時間
(#10動画作成5時間含む)

10作目の動画作りも、2日目にしてそろそろ佳境に入ってきました。

多分10分以内の動画で収まりそうな感じですが、最近手抜き気味なのでもうちょっと手を入れた方が良いんだろうかと思い悩んでいます。

時間をかければ色々なエフェクトを追加する事は可能なんですが、それがスタンダードになると後で自分の首を絞める事になりかねませんからね。

出力時間も大幅に増大しちゃいますし。

まあ、適度に手を入れていく感じでいこうかと思います。

では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。

最後まで読んでくださった方はありがとうございました。

現在までの総制作時間&累計支出

総制作時間:約873時間
累計支出:47,082円

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