イントロダクション
今回はボイスロイドや、ゆっくり実況などの動画で使える簡単な立ち絵の動かし方を模索していこうと思います。
まあ、以前に幾つかジャンプとかのモーションを作ってみたんですが、PSDToolKit上でやると面倒臭いのであんまり使ってこなかったんですよね。
↑ぶっちゃけ、こういう感情表現のアイコンを入れるのも割と手間がかかるので、この上でモーションを入れるのは製作コストが高くつくので敬遠していたのですが……そろそろ動画作成に慣れてきたという事で少しずつ動きを付けていく事になりました。
って事で、幾つか汎用的な動きを作って立ち絵に付与していこうと思います。
他の方の参考になるかどうか解りませんが、良ければ読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
立ち絵の動かし方
PSDToolKitでの立ち絵の動かし方
とりあえず、今まで作ってきたモーションがPSDToolKitで使えるのかどうか試してみる事にしましょう。もしかしたら不具合が起きるかもしれませんし。
↑じゃあ、まずはこちらの記事で作ったジャンプが正常に動くかどうか見て見ましょう。
↑ちなみに、PSDToolKitで立ち絵に動きを付ける際に使うオブジェクトは立ち絵のPSDファイルです。
私の場合は一番上のグループ制御で『呼吸』。2番目のグループ制御でジャンプ等の『動き』。3番目が『PSDファイルの立ち絵』。最後が『感情アイコン』という構成になっています。
何で呼吸の動きをグループ制御にしているかというと、そうしないと『動き』と『PSDファイルの立ち絵』と『感情アイコン』の動きが同期しなくなるからです。
※呼吸に関しては現在はこちらの記事にある呼吸用のスクリプトを使用しています。
※動く感情アイコンの作り方はこちらの記事を参照して下さい。
↑とりあえずジャンプの方は問題なく使えそうですね。
次に30種類の動きをカバーしている『ちょっとノリノリスクリプト』が使えるのかどうか試してみましょう。
↑スクリプトの紹介と導入方法はこちらをどうぞ。
↑結論から言うと、見ての通り呼吸スクリプトと『ちょっとノリノリスクリプト』は相性が宜しくないようで、30種類ある動作の半分以上は併用すると呼吸スクリプトが無効化されるようです。
まあ、仕方がありません。『ちょっとノリノリスクリプト』は基本的には立ち絵ではなく他のオブジェクトに適用していく方向でいきましょう。
使えるものは使っていきますが。
では、次項から幾つか新たなモーションを作っていきます。
立ち絵の震えさせ方
呼吸スクリプトと共存できる『ちょっとノリノリスクリプト』のモーションとしては、震えるような動きがありますので、これを使ってみましょう。
↑動きとしてはこんな感じですね。通常のアニメーション効果の『震える』よりも自然な感じなのでこれから使っていこうと思います。
↑パラメーターはこんな感じです。※呼吸のグループ制御は別にしています。
私の場合はグループ制御を使って動きを付ける方式にしているのでこの設定にしていますが、レイヤー数を節約したい人は立ち絵のPSDファイルを分割して直接適用しても良いと思います。
では、この震える動きのグループ制御をエイリアスに保存して、いつでも呼び出せるようにしておきましょう。
↑エイリアスの保存方法はこちらの記事を参照して下さい。
待機モーション
今までの立ち絵の待機モーションは呼吸スクリプトだけだったんですが、もうちょっと動きを足してみよう思います。
↑使用するスクリプトはこちらの『あたまわるわるステップスクリプト』です。『ちょっとノリノリスクリプト』の作者さんが作ったものですね。
動きのパターンが20種類ありますが、例によって呼吸スクリプトと共存できないものもあります。
導入方法はダウンロードしたanmファイルをAviUtlフォルダ内の『script』フォルダに入れれば完了です。
※scriptフォルダがない場合は新規作成して下さい。
↑って事で作ってみたものがこちらです。呼吸モーションに横の動きを足したものですね。試しに次の動画あたりから使ってみようと思います。
↑パラメーターはこんな感じです。待機モーションで使用しますので呼吸スクリプトも使用しています。
歩行モーション
次は立ち絵が歩いているような動きを作ってみましょう。
↑ってな訳で、背景の拡大縮小も利用していますが、それっぽい歩行モーションが出来ました。
↑パラメーターはこんな感じです。基本エフェクトの『弾む』だけしか使ってないので割と簡単に作れます。※呼吸のグループ制御は別にしています。
他にも気が向いたら何かモーションを作ってみようと思いますが、ぼちぼち記事も長くなってきましたので、今回はここまでという事にしましょう。
正直、私みたいに呼吸スクリプトとの併用を考えなければ『ちょっとノリノリスクリプト』と『あたまわるわるステップスクリプト』だけで合計50種類の動きをカバーできますので、それだけで立ち絵の動きには事欠かないような気がしますけどね。
個人的なこだわりを持つと色々と苦労をしますわ。
では、本日もお疲れ様でした。
他のAviUtl関連の記事はこちらからどうぞ。
他のAviUtlプラグイン紹介記事はこちら。
AviUtlスクリプト紹介記事はこちらです。
高成約率!ハイクオリティな動画編集オンライン講座【レバレッジエディット】
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
今回の経費&記事作成時間&日記
記事作成時間:約9時間
(#11動画作成5時間含む)
本日から11作目の動画作成を始めました。
今作はそこそこ有名な都市伝説を題材にしてますが、かなり胡散臭い話だったりします。
まあ、都市伝説自体が噂に尾ひれが付きまくった話なので仕方がありませんが。
これをまとめ上げて動画にするのは至難の業な気がしますが、頑張ってみます。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表しましょう。
お時間のある方は次項も読んでいって下さいませ。
総制作時間:約916時間
累計支出:47,082円
本日のオススメ商品『DEATH NOTE』!!!
今回ご紹介する作品は私の兄弟子オススメの漫画『DEATH NOTE』となります。
名前を書くと、その人物の息の根を止める事が出来る『デスノート』を拾った少年が、数々の頭脳戦を繰り広げながら新世界の神を目指す漫画だそうです。
なんか物凄い能力を持ったノートですが、この世のものではなく死神が落としたものだと設定されていますので深く考えない方が良いと思います。
ファンタジーとミステリーをミキシングした傑作で、漫画としては文章量も多いですが、絵も非常に高クオリティで展開も速いので特に謎解きが好きな人にはお薦めできる作品だそうです。
全12巻で完結していますが、話の密度が高いので読み切るまでに少し時間がかかるとの事。
休日に一気読みしてはいかがでしょうか?
アニメや実写映画もやっていたそうなので、興味のある方はそちらも併せて↓こちらより購入して頂けると大変ありがたいです。
宜しくお願いします。