イントロダクション
今回は『黒窓プラグイン』を使って、AviUtl本体の見た目を現代風のものに変更する方法を記述していこうと思います。
↑一例ですが、こんな感じでAviUtlの見た目がカッコよくなります。(20種類ほどテーマがあるので色々と見た目を変える事ができます)
編集の効率化みたいなものとは直接関係ない為、嗜好品的な趣味的要素ではありますが、デフォルトの見た目に飽きた人は試してみて下さい。
一気に雰囲気が変わりましたわね。
まあ、今までのは割と前時代的なデザインでしたからねー。
私はあんまりUIの見た目とか気にしませんけど、そのあたりを気にする人には良いプラグインだと思います。
そもそもAviUtlは初版が1997年に作られたものなので、見た目が割と時代を感じさせるものだったりするのは仕方がない部分があるんですけどね。……四半世紀経ってますし。
ちなみに、こちらの導入方法はいつものプラグインと異なる部分がありますので、ちょっと面倒です。
なるべく解るように記述していきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
黒窓プラグインの導入&使い方
↑プラグイン製作者様の配布動画はこちらとなりますね。
動画の説明によると、こちらのプラグインの動作環境は『AviUtl 1.10 & 拡張編集 0.92&patch.aul18以降』が必須という事です。
拡張編集が0.93rc1を使っている人は0.92にダウングレードしておいて下さい。
↑『patch.aul』に関しては当ブログでは今まで記事にしていませんでしたが、要するにAviUtlのバグを消して動作の高速化をする事が出来るプラグインです。
これを導入する事で拡張編集0.92を0.93rc1以上の性能にする事が可能になる上に、AviUtlでは実装していなかったRedo機能(元に戻すの逆機能)を付加する事もできるので、普通に入れておいた方が良いプラグインの一つだったりします。
何というか、進化が速い上に多機能すぎて説明しきれないプラグインだったりしますので、詳しくはこちらの大百科とかを見た方が速いと思います。
ただ、当ブログのこちらの記事で解説している『爆速プラグイン』は機能的に競合するようで、『patch.aul』を導入すると問答無用でアンインストールされますのでご注意下さい。
※爆速プラグインよりもこちらのpatch.aulを入れた方が、より高速化されるとの事ですからデメリットはないと思います。
って事で、前置きが長くなりましたが、まずはpatch.aulの導入からしていきましょう。
既にインストール済みだという方は黒窓プラグインの導入方法までスルーして下さい。
patch.aulの導入方法
こちらの配布ページからリンクを辿ってプラグインをDLしていきましょう。
↑配布ページのDLリンクを選択して下さい。とりあえず最新のものをDLしておけば大丈夫だと思います。(少なくてもr18以上のバージョンを使って下さい)
↑ページを下の方にスクロールするとAssetsという項目がありますので、一番上のzipファイルを選択するとDLが始まります。
↑ZIPファイルを解凍すると6つのファイルが入ってますが、使用するのは『patch.aul』だけです。
↑『patch.aul』を『aviutl.exe』と同じディレクトリに配置すれば導入完了です。
これでRedo機能が実装されるようになりましたので、初期設定だと『Ctrl+Shift+Z』を押す事でやり直しができるようになります。
このショートカットキーを変更したい場合はAviUtlの上部メニューの『ファイル』→『環境設定』→『ショートカットキーの設定』から適当に好きなやつに変更して下さい。
↑ショートカットキー登録リストの下の方に『やり直す』という項目がありますので、好きなショートカットキーに変更して下さい。
私は忘れそうなのでWindows標準ショートカットキーの『Ctrl+Y』に設定しております。
って事で、『patch.aul』の導入は終わりましたから、次は『黒窓プラグイン』の導入をしていきましょう。
黒窓プラグインの導入方法
こちらの配布ページからリンクを辿って黒窓プラグインをDLしていきましょう。
↑配布ページを下の方にスクロールすると『最新バージョンをダウンロード』というリンクが出てくるのでそこを選択して下さい。
↑ページの下の方にAssetsという項目がありますので、一番上のzipファイルを選択するとDLが始まります
↑ZIPファイルを解凍すると6つのファイルが入ってますが、先に使うのは『DarkenWindow』フォルダと『DarkenWindow.aul』の2つです。
↑『DarkenWindow』フォルダと『DarkenWindow.aul』をAviUtlフォルダ内の『Plugins』フォルダに入れて下さい。
いつものプラグインだとこれで導入完了するのですが、このプラグインの場合は新たな実行ファイルとなるaviutl_dark.exe を作成しないといけません。
↑先程のZIPファイルを解凍したものの中に『CreateDark.exe』というものがあるので、ダブルクリックして実行して下さい。
↑こんな感じのウィンドウが出てきますので『はい』を選択します。
↑次に出てきたウィンドウ右側にある『参照ボタン』を押して『aviutl.exe』が存在するフォルダを選択したらOKを押して下さい。
↑これで『aviutl_dark.exe』が生成されますので、全部終わったら『閉じる』ボタンを押して下さい。
↑新しく生成された『aviutl_dark.exe』は通常の実行ファイルである『aviutl.exe』がある場所にありますので、そちらをダブルクリックして実行すればダークモードとしてAviUtlが立ち上がります。
↑こんな感じで設定ダイアログとかが、ちゃんとダークモード化していたら導入成功です。
↑こんな風に設定ダイアログとかの一部がダークモード化していない場合は、ちゃんと導入されてない可能性があります。※または通常の『aviutl.exe』で実行している場合は中途半端にダークモードになったりします。
尚、これ以降は『aviutl.exe』ではなく『aviutl_dark.exe』を使ってAviUtlを立ち上げる事になりますので、デスクトップ等にショートカットを作っている場合は入れ替えておきましょう。
通常の『aviutl.exe』で立ち上げると上の画像みたいに中途半端に暗くなったAviUtlが立ち上がる事になります。
あとはAviUtlのプロジェクトファイルを開く際に『aviutl_dark.exe』の方に紐づけしてないと通常版が立ち上がりますので、そちらの変更も忘れないでください。
↑基本的な使用方法ですが、AviUtlの上部メニューバーの割と狭い範囲内で右クリックすると専用のリストが出てきますので、そこからテーマを変更する事が可能となります。
↑minaLightとかだとこんな感じになりますね。
↑RoundDarkLimeとかにするとこんな感じになります。
他にも色々なテーマがありますので、自分の好きなものを選択して下さい。
↑あとは下の方にある3つの項目でボタンに影を付けたり丸くしたりといった事が可能です。
※一番下のスタティックエッジはチェックを入れた後にAviUtlを再起動しないと適用されません。
以上です。
かなりざっくりですが『黒窓プラグイン』を使って、AviUtl本体の見た目を変更する方法でした。
導入に手間がかかりますが、基本使用方法は非常に単純なのでAviUtlの古い見た目に飽きた人は導入してみるのも面白いと思います。
ここまで読んで下さった方はありがとうございました。
次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。
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今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約3時間
地味にギックリ腰っぽいものになってしまった今日この頃。
床に座っている状態から普通に立ち上がったら、ピキって感じで鋭い痛みに襲われまして。
10分くらい痛みで動けなくなりましたわ。
とりあえず、本物のギックリ腰と違って我慢できない程ではないので、特殊な体勢で腕立て伏せを50回くらいして湿布を貼ったら半日くらいで気にならなくなるくらいには治りましたけどね。
ちなみに、普通の腕立て伏せだと逆に腰が痛くなりますのでやらない方がいいです。
体勢としては四つん這いになって、やや腰を上に上げて土下座するように腕をゆっくりと折っていくのがコツらしいですが、私も師匠に教わってやってみたら治った感じなので、なんでこれで痛みが治まるのかは謎だったりします。
まあ、腰が痛くなったら試してみて下さい。万人向けなのかは解りませんが、ワンチャン治るかもしれません。
って事で、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。
総制作時間:約2160時間
累計支出:72,842円