【Live2D】nizimaに出品する前に用意するもの

【Live2D】nizimaに出品する前に用意するもの Live2D製作日記
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イントロダクション

今回は前に書いてて続きを書くのを忘れていたnizimaに投稿する前に色々と用意しておくものを記述していこうと思います。

まあ、これが結構な曲者でして。

完全にテンプレ化して、手っ取り早く作れるようになった現在でもモデル以外の資料を全部揃えると8~10時間くらいかかるような代物だったりします。

って事で、今回はnizimaに投稿時に必要な資料の数々を備忘録がてらざっくり書いておきますので、興味のある方は見ていって下さいませ。

宜しくお願い致します。

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nizimaに出品する前に必要なもの

nizimaに出品する前に必要なもの①本体ファイル

では、まずはnizimaに出品する前に必要なものを用意していきましょう。

↑一番肝心なものとしてはVTube Studioやnizima LIVEなどのトラッキングソフトに対応させたmoc3等の本体ファイルですね。

私の場合はVTube Studio用に設定してあるファイルを使います。

※Live2Dでセットアップしたモデルをmoc3で出力する方法はこちらの記事に書いてあります。

↑ちなみにanimationsフォルダにはこんな感じで表情とか感情アイコンなんかの各種差分を変更できるファイルが色々と入ってます。

↑motionフォルダには私の場合はこんな感じの数秒程度のモーションファイルが色々と入っています。

↑icon.pngはVTube Studio上でモデルを選択する時に出てくる顔写真となります。私の場合は512×512pixelで作成しております。

まあ、顔写真のアイコンはともかくとして差分変更用の表情ファイルとかモーションファイルは別に必須ではないので、なければないで特に問題ありません。

安価なモデルだと差分が何もないものとかもありますからね。

nizimaに出品する前に必要なもの②Readme

次に用意するのはReadme.txtですね。

これも別に必須ではないのですが、幾つかnizimaで販売されていた安価な汎用モデルを検証用に購入してみた所、大体Readmeっぽいものが入っていたので入れておくのがセオリーっぽいような気がします。

内容に関しては、

手振り右腕切り替え=I+Numpad0
手振り左腕切り替え=I+Numpad1
口に手右腕切り替え=I+Numpad2
口に手左腕切り替え=I+Numpad3
ピース右腕切り替え=I+Numpad4
ピース左腕切り替え=I+Numpad5
手のひら伸ばし右腕切り替え=I+Numpad6
手のひら伸ばし左腕切り替え=I+Numpad7
指上げ1右腕切り替え=I+Numpad8
指上げ1左腕切り替え=I+Numpad9

↑こんな感じで切り替え用のキーバインドを記述したりとか。

【注意事項】
◎当モデルの著作権は放棄していません。
◎当モデルは製作者のポートフォリオ等としてブログなど色々な媒体で使用する場合があります。
◎当モデルを利用した際に生じたトラブルには一切関与いたしません。
◎政治、宗教、公序良俗に反する行為や誹謗中傷等への利用は禁止です。
◎当モデルの再配布、自作発言、転売行為は禁じます。
◎利用規約に関しては予告なく変更する可能性がありますので御了承下さい。
◎私の環境上(PC&WEBカメラ)でセットアップ済みですが、使用する機材や中の人によってモデルの動作が異なりますのでVTube Studio側で最終的な微調整を行って下さい。
◎返品、返金対応は致しません。

↑こんな感じの注意事項とか書いておく感じですね。

特に決まったテンプレートとかはありませんので、購入者様に解りやすいように自分で好きなように書いておくといいでしょう。

私は最初に作ったReadmeを雛形にしてモデルごとにちょこちょこ改修して使い回しておりますので、一回作れば2回目以降は楽ができると思います。

本体ファイルとReadmeをZIPファイルに圧縮する

って事で、VTube Studio用に調整したファイルとReadmeのテキストができたら、このままだとnizimaにアップロードできませんのでZIPファイルに圧縮しておきましょう。

↑Windowsの場合、この上記のファイルを2つとも選択状態で右クリックをします。

↑出てきたメニューから送る→圧縮(ZIP形式)フォルダーを選択するとZIP形式で圧縮されます。

これでReadmeが入ったZIPファイルが出来ましたので、そちらのファイル名を『export』に変更しておきましょう。

nizimaに出品する前に必要なもの③サムネイル

これを書いている現在だとnizimaでは動くサムネと静止画のサムネの2種類が使用可能です。

↑静止画の場合はこんな感じのものを画像作成ソフト等で用意します。

サムネイルの公式の推奨サイズは400×288pixelとなっておりますね。ファイル形式としてはJpegかPng、Webpのどれかを用意して下さい。

キャラやテキスト配置とかには特に決まった形式とかはないので、何か売れそうな感じのレイアウトにしてみると良いでしょう。……私は結構適当ですが。

↑次に動くサムネの場合ですが、こんな感じのやつが使えます。

サムネイルの公式の推奨サイズは400×288pixel。ファイル形式はWebpのみ対応しているみたいです。

私の場合はAviUtlでサムネを作ってますが、公式のオンライン動画エディターとかでも作る事が可能です。

↑公式のオンライン動画エディターの使い方とかはこちらの動画とかで説明されているので、興味のある方はやってみるといいでしょう。

静止画の方が5倍くらい作るのが簡単ですが、動画の方が購入者への目を惹きやすいというメリットがありますので、好きな方を選んで下さい。

nizimaに出品する前に必要なもの④プレビュー用の画像

最低一枚くらいは用意しておかないといけないのがプレビュー用の画像です。

↑こんな感じで宣伝用の画像とかを用意しておくのがセオリーっぽいので、私も適当に何枚か作っていたりします。

↑他には私みたいに差分を大量に作っている人は表情サンプルとかもあるといいかも知れません。

↑動きとかを見せたい場合はgif形式のファイルとかを作ってアップロードする事も可能ですので、可能なら数枚くらい作っておくと購買意欲に繋がる可能性もあります。

まあ、別にこんなに色々と資料を作らなくても売れているモデルも多いので、どこまで作るのかは本人のやる気次第ではありますね。

作り込みたい人は色々と作ってみるといいでしょう。

nizimaに出品する前に必要なもの⑤仕様説明の動画

こちらも別に必須ではありませんが、差分やギミックが多いモデルなんかは仕様を説明する為の動画を作ると購入しやすくなる可能性があります。

↑私の場合はこんな感じで仕様説明の動画を作ってますけど、完全にテンプレ化した現在でも作成するのに3時間近くかかっているので、動画作成初心者だと数日かかる可能性もあったりします。

私は30分くらいOBSで撮影して動画素材を作ったら、あとはアマプラの映画とか見ながら適当にテンプレ通り組み立てていくだけなんで、そこまで苦行でもありませんけど、動画作成をした事がない人とかだと物凄く大変な気がしますね。

先述した通り、別に必須ではないので余力がある人以外はスルーしてもいいような気がします。

ただ、まあ実際に動く画像があった方が売れやすくはなると思います。

nizimaに出品する前に必要なもの⑥プレビュー用のモデル

最後に用意するのはnizimaのプレビューで使用する為のモデルですね。

↑nizimaでは実際にモデルを動かす事が出来るプレビュー機能があるんですが、実はこれはオリジナルではなく、サイズを劣化した軽量版だったりします。

以前の記事でプレビュー用のモデルの出力方法は記述してますので、本記事ではスルーしますが、このプレビュー用のモデルはデフォルト状態だと差分変化もモーションも使えませんので、その辺をどうにかしていきましょう。

↑って事で、プレビュー用のモデルのファイルを解凍します。

↑解凍したpreviewフォルダの中にexportフォルダの中にあるanimationsファイルとmotionファイルをコピペして入れます。アイコン用の写真は別に必要ありません。

ここまで終わったらCubism Viewerを起動して、previewフォルダの中にあるmoc3ファイルを読み込ませます。

↑先程previewフォルダの中に入れたanimationsファイルとmotionファイルをドラッグ&ドロップでCubism Viewerの左側に入れます。

↑あとはnizimaのプレビューを開いた時にモーションを再生させたい場合は、特定のモーションを選んだ後に下の方にあるグループ名をStartにしておきましょう。

これで設定は終了しましたので、保存をします。

↑左上のメニューから『ファイル』→『書き出し』→『モデル設定』を選択します。

上書き保存を求められますが、そのまま保存をして下さい。

最後に上書き保存されたpreviewフォルダを先程説明した方法でZIPファイルに再圧縮して終了です。

これでnizimaに出品する前に用意するものは全部揃いました。

次回は実際にnizimaに出品するまでを書いていこうと思います。

次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。

↑Live2Dのサブスク購入を御検討の方はこちらからどうぞ。

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今回の経費&記事作成時間&日記

今回の記事作成時間&支出

記事作成時間:約5時間

今回は普通に書くのを忘れていた記事の続きとなりますね。

……久し振りに文章を書いてみたら結構時間がかかりました。

まあ、需要があるのかないのか良く解らない記事ではありますが、個人的な備忘録みたいなものなのでnizimaへの投稿方法とかを忘れた頃に読んでみると何かの役に立つかも知れません。

↑ああ、あとは新しく作ったLive2Dの聖女モチーフのモデル作成が終わって販売開始したので興味のある方は見ていって下さいませ。

着せ替え機能や頭身変更、髪型変更機能、瞳や肌の色変え機能もありますので色々とカスタマイズして遊べるモデルとなっております。

モーションやポーズもそれなりに用意していますので、キーボードの特定キーを押すだけでアクションを取る事が可能です。

販売ページはこちら。(限定一点モデルです)

う~ん。新モデルを作る度に新機能を追加していくという性質上、だんだんと複雑になってくるチェック項目に頭を抱え始めた今日この頃です。

とはいえ、進化を止めると技術的な成長は見込めないので、懲りずに新機能の方はボチボチと追加していこうと思います。

次回作は可能なら汎用の髪型を幾つか増やしてみようかと考えていますが、髪型系は色を変えるだけでも結構面倒臭いので作業量が激重になるのがデメリットですね。

まあ、作業量が限界を迎えたら使わなそうな機能からオミットしていって対応していきましょうかね。

では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。

現在までの総制作時間&累計支出

総制作時間:約2598時間
累計支出:122,929円

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