イントロダクション
今回はLive2D初級編という事で、『検索と置換機能』を使ってパーツ名を一括でリネームする方法について記述していこうと思います。
大体の人は眉、目、耳、腕、足といった左右対称になっているパーツに関しては片方だけ作って、動きを付けたデフォーマごとオブジェクトを反転コピーして反対側を作ると思いますが、その際にコピーしたパーツの名前はオリジナルのままなのでリネームしないといけなかったりします。
↑上記の例で言うと下にある右腕の部品を反転コピーした場合、パーツパレット内のコピーした部品も全く同じ名前を自動で付与される為、あとで『左腕』とか末尾に『L』などといった名前を付ける必要がある訳ですね。
まあ、本人が全然気にしないというのなら別にリネームする必要はないのですが、私なんかは作っていてどっちが右か左か解らなくなって混乱しそうなので、反転コピーしたら必ずリネームするようにしています。
で、そんな時に活躍するのが今回紹介する『検索と置換機能』だったりします。
↑こんな感じで、パーツを反転コピーした時なんかに一括で特定の文字を(上記のサンプルだと『左』から『右』に置き換え)リネームしたりできる機能ですね。
これは作業時間が大幅に短縮できそうな機能ですわね。
初期の頃は全パーツ手動でリネームしてましたからね。
確か3作目のモデルを作っている途中で、あまりにも手動リネームが面倒臭くなって色々と調べてみたら存在する事が判明した便利機能だったような気がします。
前述したように、別にリネームしなくてもどっちが右か左か解るという人には特に使う必要のない機能ですが、個人的にはないと不便すぎる神機能だったりします。
ってな訳で、今回は簡単にパーツ名をリネームできる『検索と置き換え』の使い方についてざっくり書いていきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致しますわ。
検索と置き換え機能の使い方
検索と置換ウィンドウの表示方法
では、まずは『検索と置換』ウィンドウの表示方法を記述していきましょう。
↑上部メニューにある『編集』をクリックすると一覧が出てきますので、一番下にある『検索と置換』を選択して下さい。
↑こんな感じで専用のウィンドウが出てきます。
ちなみに、キーボードの『Ctrl+F』を押しても専用のウィンドウが出てきますので、私の場合はそちらのショートカットキーを使用しております。
検索方法
普通の検索方法と同じで特定のキーワードやアートメッシュのID番号なんかを入力すると、そちらを検索する事が可能になります。
↑『条件』のウィンドウの所に腕とか足といった特定のキーワードを入れると該当するパーツが表示されます。また、数字を入力すると該当するアートメッシュのIDを持ったパーツが表示されます。
ただ、パーツ名に『腕100』といった感じの数字を使用している場合は、そちらのパーツも表示されますので、初期のパーツ名にはあんまり数字を使わない方がいいかも知れません。
↑あとはウィンドウの下の方にある『選択をキャンバスと同期』→『ダイアログからキャンバスへ同期』にチェックを入れる事でウィンドウ内にあるダイアログの一覧を選択するとキャンバス内のパーツを選択可能になりますので、お目当てのパーツを選択しやすくなりますね。
↑ただ、パーツパレットの上部に同じような検索機能がついてますので、わざわざこちらで検索する機会は少ないんじゃないかと思います。
私の場合はアートメッシュのIDを調べる時に『検索と置換』機能の方をたまに使っていますが、それ以外だとパーツパレットの方の検索を使った方が楽だったりします。
状況に応じて適当に使い分けてみて下さい。
パーツ名をリネームする方法
では、次に本題のパーツ名を特定の名称に置き換えてリネームする方法を記述していきましょう。
↑まず、リネームしたいパーツをダイアログから選択します。
↑次に『置換前』の欄にリネームしたい部分の名称を入力し、『置換後』の欄にリネーム後の名称を入力→最後に右下の『置換』ボタンを押すと変換が完了します。
↑こんな感じで左という文字列が右に変換されました。
以上です。
メチャクチャ簡単ですので、2~3回くらい使ってみれば問題なく使いこなせるんじゃないかと思います。
反転コピーを多用する人なら非常に有用ですので、覚えておいても損はないんじゃないでしょうか。
ってな訳でパーツを反転コピーした時に大量の部品を手動でリネームするのは大変なので、こちらの機能を使うと作業の短縮ができるといったお話でした。
では、本日はここまで。
次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。
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今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約4時間
またまた久しぶりのブログ記事となりますね。
現在、絶賛資格取得中だったりしますが、その内の2つは11月~12月くらいには(無事に合格すれば)取得できる予定となっております。
とりあえず、そこを無事に通過できればもう少しブログ更新頻度が上げられるんじゃないかと思います。
たまに実技で補修になったりする時もあるので、どうなるのか解りませんが。
ああ、あと授業の合間とか実技開始までの待ち時間を使ってLive2Dモデルを作ってたりしてましたので、これを書いている時点で4つのモデルを販売中だったりします。
一応、上記の2つのモデルをnizimaにて追加販売しましたので、興味のある方は購入して頂けると嬉しいです。
あとは試験的にBOOTHでも汎用モデルの方を販売してみる事になりましたので、ついでに初めて作ったSDモデルの方は↑上記のような感じにパーツを追加してバージョンアップする事になりました。
尚、最初の汎用モデルと4体目の汎用モデルとでは割と技術的な開きがあるので、最初のモデルは動きや物理演算も全部やり直そうかと考えております。
ゼロからの再セットアップとなりますので時間がかかりますが、2週間以内には完成できたらいいなと思う今日この頃だったりします。
ってな訳で、11月中くらいのBOOTHの販売開始を目指して頑張ってみようと思います。
では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。
総制作時間:約2546時間
累計支出:97,242円