イントロダクション
今回は『テキスト編集補助プラグイン』というものを導入して、テキストに使う制御文字を楽に使用してみようという記事となります。
↑こんな感じで、簡単操作で特定のテキストの大きさとか変更できますから、いちいち制御文字を暗記したり書き込んだりしなくて良いというメリットがあります。
まあ、制御文字とフォント名なんかを完全に暗記していて、尚且つタイピングが早い人とかだと使う意味は少ないんですが、私を含めてそういう人はあんまりいないような気がしますので、そういった一般人の方がこのプラグインを使うとムチャクチャ便利になったりします。
↑通常の制御文字の使い方に関してはこちらを参照して下さいませ。
これで楽して制御文字が使えるようになるんですわね。
今までメモ帳に書いてたコードをコピペしてましたからね。
ってな訳で、今回は『テキスト編集補助プラグイン』の導入~基本的な使用方法を記述していきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。
宜しくお願い致します。
テキスト編集補助プラグインの導入~基本操作方法
テキスト編集補助プラグインの導入方法
まずは『テキスト編集補助プラグイン』をAviUtlにインストールしていきましょう
↑こちらのページから最新版のプラグインをダウンロードして下さい。
↑Assetsの横にある▼ボタンを押して一覧を出したら、一番上のZIPファイルをクリックすればダウンロードが始まります。(最新版のものをDLして下さい)
↑ZIPファイルを解凍すると、フォルダの中はこんな感じの構成になっていると思いますので、『textassist.auf』をコピーするか切り取りをして下さい。
↑先程コピーしたファイルをAviUtlフォルダ内の『exedit.auf』と同じ階層に入れれば導入完了です。
テキスト編集補助プラグインの基本使用方法
↑ぶっちゃけ、プラグインの製作者様の動画を見た方が手っ取り早いような気がしますが、サンプルの作成がてら一応記述していきましょう。
手順①AviUtlを起動して新規プロジェクトを作ります。
手順②テキストオブジェクトをタイムラインに生成します。
↑タイムライン上で右クリック→出てきたリストの中から『メディアオブジェクトの追加』→『テキスト』を選択して下さい。
生成されたテキストオブジェクトは、とりあえずレイヤー1にでも配置しておきましょう。
↑設定ダイアログに関しては、好きなフォントに変更して何でも良いので文章を入れておいてくれれば大丈夫です。
手順③テキスト編集補助プラグインを使って色を変えてみましょう。
↑設定ダイアログのテキスト入力欄の色を変えたい文章の手前にカーソルを置いた状態で、 キーボードの『Alt+T』を押すと制御文字のテンプレートが出てきます。
とりあえず色を変えたいので、一番上の項目の『色の変更』を選択して下さい。
↑テキスト入力欄にテンプレートが挿入されますので、ここに任意のカラーコードを入れる事でテキストの色を変更する事が可能となります。
↑カラーコードはこちらのサイト様等で使いたい色のものを探してコードをコピーして下さい。
↑私の場合は『ffff00』と入力して黄色にしてみました。
↑これで、コードの後ろにある文字列の色が変更されます。
ちなみに、『今日もいい<#ffff00>天気<#>ですね。』といった感じで特定の文字列の終わりに『<#>』を入れると、上記画像のようにコードで囲まれた部分だけ色を変える事ができるようになります。
手順④フォントの大きさと種類を変更してみましょう。
↑先程と同様に、設定ダイアログのテキスト入力欄のフォントの大きさと種類を変えたい文章の手前にカーソルを置いた状態で、 キーボードの『Alt+T』を押すと制御文字のテンプレートが出てきます。
上から二番目の『フォント』を選んで下さい。
↑テキスト入力欄にテンプレートが挿入されますので、ここを変更する事でテキストの大きさと種類を変更する事が可能となります。
↑s〇〇〇の所にカーソルを置いた状態でキーボードの『Alt+↑』を押し続けるとフォントが徐々に大きくなり、『Alt+↓』を押し続けるとフォントが徐々に小さくなります。
まあ、直接数字を編集しても大丈夫なので、大体の大きさを把握している人はそっちの方が早いかも知れません。
↑フォントを変える場合は、同じようにフォント名の所にカーソルを置いた状態で、キーボードの『Alt+↑』か 『Alt+↓』を押し続けると自分でインストールしたフォントに次々と変更が可能です。
ただ、私の場合は百個以上のフォントをインストールしてますので、それをいちいち見ながら探すのは個人的にあんまり実用性は高くないので、あいまい検索機能を使って変更しています。
↑フォント名の所に自分で使いたいフォント名の一部を入力した後『Alt+↑』か 『Alt+↓』を押して下さい。
↑予測検索された一覧が出てきますので、その中から自分の使いたいフォントを選びます。
↑ってな訳で、フォントの大きさとフォントの種類を変更できました。
↑『今日もいい<s200,851チカラヅヨク-かなA,>天気<s>ですね。』といった感じで特定の文字列の終わりに『<s>』を入れると、上記画像のようにコードで囲まれた部分だけフォントの大きさと種類を変える事ができるようにもできます。
手順⑤文字の間隔を調整しましょう。
↑まずは文字間隔を調整したい場所にカーソルを持ってきます。
↑その状態で『Alt』+『↑』、『↓』、『←』、『→』のどれかのキーを押し続ける事で、自動でカーニング用のコードが生成されますので、移動させたい場所までテキストを持っていって下さい。
基本的な使い方としては以上ですね。
↑他の3項目も先程と同じ要領で使用できますが、そこそこ特殊なので使用頻度はあんまり高くないような気はします。
一応、私が解る範囲でざっくり記述していきますので、おまけ程度に見ていって下さい。
↑『表示速度』の場合は特定の文字列を後から順番に表示させる事が可能です。
注意点としては『明日に<r2>は明日の風が吹く』といった感じで、後から表示させる文字列の1つ前の文字からコードを配置する事ですね。(最初の文字はずっと出現している為)
↑『表示ウェイト』の場合は先述した『表示速度』を使用している場合に併用する感じですね。特定の文字列で表示が少し止まってから続きが表示されるようにできます。
※ちなみに、上記のサンプルに使用しているコードは『<r3>明日には<w1>明日の風が吹く』みたいな感じになっており、『明日には』の一文を表示した後に1秒表示が止まるようになっています。
↑『表示クリア』は特定の文字列だけ表示した後、残りの文字列を表示させるといった切り替えができるようになります。
※ちなみに、上記のサンプルに使用しているコードは『為せば成る<c1>為さねば成らぬ何事も』みたいな感じになっており、『為せば成る』の一文を表示した後に1秒たってから残りの文章が表示されるようになっています。
以上です。
面倒臭い制御文字を割と簡単に使用できるようになりますので、私みたいに制御文字をうろ覚えの人間には有難いプラグインです。
お薦めですので、興味のある方は入れておいても損はないと思いますよ。
では、本日はここまで。
お疲れ様でした。
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今回の経費&日記&記事作成時間
記事作成時間:約60時間
(blender習得時間54時間含む)
とりあえず、およそ10日間ほどblenderの習熟訓練を受けてきた訳ですが……
個人的にAviUtlの3倍くらい難易度が高いと感じております。
他の3Dソフトを高い水準でマスターしている師匠達も初めの2日間くらいは、いつものソフトと使用感や癖が違うとかで結構苦労してましたからねー。
私の場合、まだ全然作業に慣れてないので、殊更に難易度が高いと感じているのかも知れませんが、まずblenderのUIからして最初は何が何だか解りませんでしたわ。
何をすればどうなるのかアイコンを見ただけだとさっぱり解りませんので、最初の二日くらいは、ひたすらにYouTubeの動画を見ながら単純構造のものを反復して作ってショートカットキーとか覚えたものです。(このショートカットキーが結構多いので、地味に大変でした)
まあ、イラスト作成と一緒で、いきなり上手くなるものではないらしいので、ぼちぼち記事を書きながら理解度を深めていこうと思います。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表していきますか。
お時間のある方は次項も読んでいって下さいませ。
総制作時間:約1604時間
累計支出:58,882円
本日のオススメアニメ『Vivy-Flourite eye’s song-』!!!
今回ご紹介するアニメは、兄弟子オススメの『Vivy-Flourite eye’s song-』です。
2021年に全14話で放映されたSFアニメですね。
未来からやってきた『マツモト』と名乗るAIの要請によって、100年後に起こるAIの大暴動を止める為、主人公の女性型AIがその発端となる特異点の出来事を修正していくといった内容の話となっております。
以前に紹介した『STEINS;GATE』の未来版といった感じですかね。
主人公が不老のAIなので、普通に100年がかりで特異点の修正をしていく訳ですが、初期のAIだけあって最初は人間の感情のようなものが欠如していたりします。
歌姫AIとして作られたのに、人間の心に響かないものばかり歌っていたので皆からそっぽを向かれていましたからね。
その彼女が色々な経験を積んで、徐々に人間に近い感情を得ていくといった過程が、この作品の最大の魅力なんだと思います。
最初は非常にドライだった相方の『マツモト』も、最終盤ではかなり人間っぽくなっているので、そういう成長物語が好きな人にはオススメです。
難点は劇中で100年という長大な期間があるので、割とストーリーとストーリーの間が飛びまくる事ですかね。普通に数年~数十年くらい飛びますので、見ている側はたまに情報についていけずに浦島太郎状態になる場合があります。
まあ、そういったミッシングリンク的な空白期間は多いのですが、そのあたりを許容できれば名作だと思います。
↑作画は非常に良いですし、歌もカッコイイ上に泣ける展開も多いので個人的にお薦めですよ。