【AviUtl】『かんたんMP4』プラグイン紹介

【AviUtl】『かんたんMP4』プラグイン紹介 神音の社 AviUtl関連
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イントロダクション

今回はAviUtlで編集を終えた後にmp4形式での動画出力を単純操作で行う事が出来る『かんたんMP4』というプラグインを紹介していこうと思います。

↑×264とかよりも格段にシンプルな設定項目でmp4形式の動画出力が可能となりますので、非常に有用なプラグインです。

これは定番プラグインの一つですわね。

複雑な設定がいらないので、凄く使い勝手がいいです。

個人的にはAviUtlでトップクラスに使用頻度が高いプラグインですね。

私がAviUtlを覚え始めた当初に真っ先に導入しましたが、ブログに書いてなかった事に気付いたので今更ながら記述していく事になりました。

導入さえすれば、あんまり深く考えずにmp4形式で高画質動画を出力できるようになりますので、お薦めのプラグインです。

ってな訳で、導入方法~出力方法を記述しておきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。

宜しくお願い致しますわ。

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『かんたんMP4』の導入&使用方法

導入方法

↑まずは、こちらからプラグイン本体をダウンロードしてきましょう。

↑基本的には一番上にある最新版をDLしてくれば大丈夫だと思いますが、Windows7を使っている人は一番下のものをDLして下さい。

↑解凍するとこんな感じの内容物があると思いますが、この中で使用するのは『easymp4.auo』だけです。

↑『easymp4.auo』をAviUtlフォルダ内の『Plugins』フォルダに入れれば導入完了です。※aviutl.exeと同じ階層に入れても大丈夫です。

基本的な使用方法

↑AviUtlの上部メニューから『ファイル』→『プラグイン出力』→『かんたんMP4出力』を選択して下さい。

↑次に『ビデオ圧縮』ボタンを押して下さい。

↑かんたんMP4出力の設定が出てきますので、こちらから各種設定を行う事が出来ます。

〇『画質』は1~100までの間で設定可能です。数値を上げる程に高画質になりますが、その分だけ出力した際の動画容量が大きくなります。

〇『音質』は96~192までの間で設定可能です。数値を上げる程に高音質になりますが、その分だけ出力した際の動画容量が大きくなります。

まあ、画質と比べると最大値にしても大した差は生じませんが。

〇ハードウェアエンコードにチェックを入れると、PCにグラフィックボードが付いている場合は高速エンコードが出来るようになります。

グラフィックボードが対応ハードに対応していない場合は出力に失敗するらしいので、とりあえず10秒くらいの動画で試してみてエラーが出たら諦めてチェックを外しましょう。

〇リセットボタンを押すと、設定項目がデフォルト状態の画質70、音質128に戻ります。

好きな感じに設定をしたら、右下にあるOKボタンを押してウィンドウを閉じましょう。

↑設定を終えたらファイル名に好きな名前を付けて保存ボタンを押せば出力が開始されます。

※途中で出力を停止したい場合はキーボードのEscキーを押す事で可能です。

ちなみに、デフォルト設定で出力した場合は10秒の動画で約9MBだったのに対して、画質&音質を最大値で出力した場合は約26MBになりましたので、大体3倍近い容量になるようです。※使用する動画で変動すると思いますが。

↑個人的にはデフォルト設定でも十分な気がしますけど、少しでも画質を上げたいといった人は設定値をあげてみて下さい。無圧縮動画をデフォルト設定の70と最大画質の100で出力してみましたが、3倍の容量を食う割には、そこまでの差はないような気がします。

ってな訳で、基本的な使用方法に関しては以上です。

似たようなプラグインのx264guiExとかを使うと詳細設定を細かく弄れますが、普通にYouTubeやニコニコ動画とかに投稿するだけなら、かんたんMP4で充分だと思います。

私は余程の理由がない限りはこちらの方で出力しています。

音にノイズが入る場合

ちなみに、この『かんたんMP4』ですが……私の場合、ボイスロイドとかを使っている場合に音声とかにノイズが入る場合があります。

このへんは原因がよく解りませんが、経験則的にBGM、環境音、音声、効果音など複数の音源を同時使用していると特にノイズが入りやすくなるような気がします。

もしかしたら音声を合成する時に何らかの不具合が起きている可能性もありますが、その人のPC環境によって要因が色々あるようですので、これといった根本的な解決方法は謎だったりします。

で、このノイズが出てしまった場合の対処法ですが、『かんたんMP4』で動画部分だけを出力して、音声部分はWAVファイル形式として出力する方法が有効だったりします。

要するに動画と音を別々に出力して、AviUtlでもう一度合成する訳ですね。

3回出力する事になるので、手間と言えば手間なんですけど大元の動画出力以外は音声が数十秒、動画と音声を合成したものが数分くらい(10分前後の動画の場合)のレンダリング時間で終わりますから、思ったよりも時間はかからないです。

まあ、大元の動画出力なんかは私が作るものだと5~12時間くらいかかるものが多いので、他の工程は誤差みたいなものだと思っております。

で、具体的な方法ですが――

↑かんたんMP4で出力する際に、右下の音声無しにチェックを入れておけば動画部分だけ出力されるようになりますので、まずは大元の動画を出力して下さい。

↑次にAviUtlの上部メニューから『ファイル』→『WAV出力』を選択して音データを出力しましょう。

↑あとは好きな名前を付けて保存ボタンを押して下さい。

↑大元の動画ファイルと音楽ファイルをAviUtlに読み込んだら、かんたんMP4で最後の出力をして完成となります。

これで、多分ノイズが入らなくなると思いますので、ノイズが気になるという人はやってみて下さいませ。

って事で本日は以上となります。

お疲れ様でした。

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今回の記事作成時間&経費&日記

今回の記事作成時間&支出

記事作成時間:約3時間

今回の記事を作った理由ですが……裏で書いている『お薦めプラグイン10選』的な記事を執筆している最中に、そういえば『かんたんMP4』について記述してないなーという事に気付いたからだったりします。

自分で導入記事を書いてないものを紹介するのも悲しいですからね。

いや~、AviUtlに関してはネタ切れ気味だったので丁度よかったですわ。

↑あと、ニコニ・コモンズあたりに試しに素材を登録してみようかという話が出てきたので、こういうベタフラッシュ的なものを始めとする小物素材を幾つか裏で作っています。※他の人に需要があるかどうかは知りませんが。

まあ、PCが壊れた場合のストレージ代わりにはなりそうですし、なるべく自作した素材とかは登録していこうかとは考えております。

とりあえず、簡単なものを10個くらい作ったら登録していきましょう。

……blenderの修行もあるので時間がかかりそうですけどね。

では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。

現在までの総制作時間&累計支出

総制作時間:約1868時間
累計支出:60,962円

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