イントロダクション
今回はAviUtlで立ち絵なんかに呼吸っぽい動きを追加する事が出来る『自動呼吸アニメーション』というスクリプトを紹介しようと思います。
さつき氏のスクリプトのループANMとかでも呼吸っぽい動きは可能ですが、他のオブジェクトにも色々と使えそうなので、この度導入してみる事になりました。
簡単に導入できる上に操作も単純で、尚且つ汎用性も高いのでけっこう使えます。
感情表現アイコンとかにも使用できますのでお薦めのスクリプトとなっております。
良ければ読んでいって下さいませ。
『自動呼吸アニメーション』の基本的な使い方
導入方法
導入方法ですが、まずは↓下記のリンク先から『呼吸.anm』というものをダウンロードしてきます。
この『呼吸.anm』をAviUtlフォルダ内の『script』フォルダに入れれば導入完了です。
※scriptフォルダがない場合は新規作成して下さい。
基本使用方法
まずはAviUtlを起動して適当に新規プロジェクトファイルを作りましょう。
次はタイムラインに、サンプルとして今回は立ち絵を入れてみます。
この立ち絵を選択状態でキーボードの『E』を押してリストを表示→『アニメーション効果』→『呼吸』を選択して下さい。
↑一応、デフォルト設定だとこんな感じの動きになります。全身が映る場合だとちょっと微妙ですが、バストアップ画像だと違和感はありませんね。
↑とりあえず、パラメーターの説明をざっくりとしていきます。まあ、配布動画内でも説明されていますが。
『移動距離』は元々の画像のY座標から数値分だけ下に移動するようになります。要するに反復移動の上下幅ですね。
『拡大率』はX軸方向の拡大率です。設定した数値とデフォルトの大きさである100の間で拡大縮小の反復運動をするようになります。あまりにも100から離れた数値を入れると不自然になるので、99か101くらいの数値を入れた方が無難な気がします。
『間隔』は移動距離と拡大率の移動フレーム間隔を同時に動かせます。要は反復移動の間隔を決める項目ですね。単位はフレームらしいので100と入力すると100フレーム間隔で反復移動するようになります。
『同期ズレ』は移動距離と拡大率の同期タイミングをズラす事ができるようになります。あまりいじりすぎると不自然な動きをするようになりますので、気を付けた方が良いです。
『X座標補正』は主にグループ制御にこのスクリプトを適用した時に使います。チェックを入れると髪と体とかの複数のパーツで構成されている立ち絵に補正を入れて動きに齟齬がないようにしてくれます。
↑立ち絵以外にも、こういった擬音にも使おうと思えば使えます。
↑感情アイコンにも使えるので地味に汎用性が高いです。
欠点は先程も言ったようにバストアップの立ち絵じゃないと、若干違和感がある事くらいですね。
お手軽に呼吸表現が出来るようになりますので、良いスクリプトだと思いますよ。
では、本日はここまで。
お疲れ様でした。
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今回の経費&記事作成時間&日記
記事作成時間:約7時間
(MMD動画作成5時間込み)
今回はちょっと時間がなかったもので短い記事になりました。
実は裏でMMD動画の作成作業を行っているんですが……なかなか高画質で出力するのに難航しております。何回やってもYouTubeに上げると大幅に画質が劣化するんですよねー。
↑こんな感じで、オリジナルの動画ファイルよりも大幅に劣化してしまいます。
他の人のMMDは凄く綺麗なんですけど、どういう設定でやっているんでしょうか?
一応、師匠達も手伝ってくれてはいるんですが、既に色々とやり方を忘れているようでゼロからノウハウ構築している段階だったりします。
まあ、もうちょっと頑張ってみますが、時間も切迫しているので途中で妥協する可能性もあるので御了承願います。
※追記。60fpsで2K画質以上でアップロードすれば高画質化する事に気付きました。
では、恒例の累計出費&記事作成時間を発表して今回は終わりにしましょう。
最後まで読んでくださった方はありがとうございました。
総制作時間:約808時間
累計支出:47,082円