イントロダクション
今回はAviUtlの『改変版Auls終了確認』というプラグインを使って、AviUtl終了時にプロジェクトファイルが未保存の時のみ確認ダイアログが出現するようにできる方法を記述していこうと思います。
↑AviUtlの標準機能でも終了確認ダイアログを出す事ができるんですが、ちゃんとファイルの保存をした後とかでもAviUtlを終了しようとすると問答無用で出てくるので、地味に鬱陶しかったんですよね。
↑今回紹介するプラグインを導入するとプロジェクトファイルが未保存の時のみ確認ダイアログが出現するようになり、こちらのダイアログから保存もできるようになるので結構便利だったりします。
これでファイルの保存を忘れる事はAviUtlが強制終了でもしない限りはなくなると思いますので、初心者~上級者までとりあえず入れておくと良いんじゃないかと思います。
なかなか実用的なプラグインですわね。
お守り代わりに入れておくと安心です。
ってな訳で、今回はプラグインの導入方法をざっくり記述していきますので、興味のある方は読んでいって下さいませ。
改変版Auls終了確認プラグインの導入方法
『改変版Auls終了確認』プラグインはAviUtlにインストールするだけで機能するので、導入方法と注意事項だけ記述していこうと思います。
まずは、導入方法ですね。
こちらの配布ページからプラグインをDLしていきましょう。
↑とりあえず、最新バージョンをDLすれば大丈夫だと思いますのでそちらの方をクリックしてZIPファイルをダウンロードして下さい。
ちなみに上記の画像にも書いてありますが、拡張編集が0.92じゃないと安定稼働するかどうか解りませんので0.93rc1を使っている人はダウングレードしておきましょう。
↑ダウングレードしても『patch.aul』を導入しておけば拡張編集0.92を0.93rc1以上の性能にする事が可能になる上に、AviUtlでは実装していなかったRedo機能(元に戻すの逆機能)を付加する事もできるので、現時点では拡張編集0.92+patch.aulという構成が一番良いと思います。
『patch.aul』の導入方法はこちらの記事についでに書かれてますので、興味のある方は読んでみて下さい。
って事で、微妙に話が逸れましたが、そろそろ本筋に戻りましょう。
↑ZIPファイルを解凍すると4つのファイルが入ってますが、使うのは『auls_confirmclose.auf』だけです。
↑『auls_confirmclose.auf』をAviUtlフォルダ内の『Plugins』フォルダに入れれば導入完了です。
AviUtlを起動している場合、再起動しないと反映されませんので注意して下さい。
一応、これでAviUtlを起動すれば勝手に稼働するようになるのですが、基本機能の方の終了確認ダイアログを出す設定になっている場合は2重で確認ダイアログが出てくる事になるので、出現しないように基本機能の方は設定を変えておきましょう。
↑AviUtlの上部メニューから『ファイル』→『環境設定』→『システムの設定』を選択して下さい。
↑あとは『編集ファイルが閉じられる時に確認ダイアログを表示する』という項目のチェックを外してもらえれば設定終了です。
↑これで、AviUtlをセーブしないで終了しようとした場合に限り、終了確認のダイアログが出るようになりますので、上書き保存するなり新規保存するなりして下さい。
とりあえず入れておくと安心できるプラグインですので、時間がある時とかに導入しておくと良いんじゃないかと思います。
って事で、本日はここまで。
次項もお時間のある方は読んでいって下さいませ。
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今回の記事作成時間&経費&日記
記事作成時間:約3時間
さて、なんかポジティブな事があっただろうかと色々と考えましたが、ぱっと思いつく限りでは特に何もなかったので、最近知人の勧めで視聴してみた古い特撮映画の話でもしてみようと思います。
その名は『ガンヘッド』です。
1989年7月22日に公開されたロボ?と戦車に変形できる兵器が主人公機の特撮映画です。
※非常に人を選ぶ作品なので、軽い気持ちで見ると時間を無駄にするので注意です。
私も名前だけは何となく知っていましたが、原作とか具体的な設定とか全然知らなかった事もあり、年輩の知人の勧めもあったので見てみる事にしたのですが……
正直、初見ではあんまり面白い作品ではありませんでした。
画面が常に暗いので何をやっているのかよく解らない部分が多いです。
また、ストーリーが普通に理解しにくい上に役者の人(特に主人公)の演技があまり上手でない事がド素人の私でも解るレベルなので、当時はどうだか解りませんけど現在の一般人の価値観的にはB級映画の中でも結構ひどい部類に入るんじゃないかと思います。
※実写版のデビルマンよりはマシですが。
ただ、この作品は特撮マニアの間ではかなりカルト的な人気を博している映画でもあるようで、現在でもファンは数多く存在しているみたいなんですよね。
この作品のどこにそういった魅力を感じるんだろうと、しばらくは不思議に感じていたんですが、ちょっと前にガンヘッド好きの人に話を振ってみた所、一緒に各種設定や特撮技術の説明付きで二度目を視聴してみる事になり、そこでようやく謎が氷解しました。
なるほど。ちゃんと色々と設定を知った上で技術的な特撮の凄さを説明されながら見てみると、普通に面白いです。
ニコニコ動画とかでコメント付きで見ると面白いタイプの映画だと言えば、なんとなく分かってもらえるんじゃないかと思います。
初見だと完全に意味不明な主人公の『ジェロニモ』という叫びにも、きちんと設定がなされていて、なかなかに感心しました。
まあ、作品の中で全く伏線がないのが最大の難点だと思いますけど。
その他にも劇中で語られていないディティールが色々とある為、一般人向けの映画としては問題点が非常に多い作品となっております。
調べてみたら普通に公開当時も興行収入的に大爆死しているようですし、特撮系の知識を持っている人か無類のロボ好きにしか受けないんじゃないかと思います。
私はガンヘッドのゴテゴテとしたデザインが割と好きですし、ガンヘッドのAIのキャラクターも良い味を出してたので久し振りにプラモを作ってみたくなる程度には最終的に気に入りましたけど、この作品を面白く感じる為には、ある程度の勉強が必要なのでエンタメとしては失敗作に近いような気がします。
マニアックすぎて大多数の人には酷評される代わりに一部の人には強烈に刺さるという、かなり尖った作品になってしまってますからね。
多分、完全に初見だと意味不明すぎて取り残されると思いますが、SFや特撮等の知識の豊富さに自信がある方ならワンチャンいけるかも知れません。
多分、数十人に一人くらいの確率で、刺さる人には刺さる作品となっております。
って事で、特に書く事がなかったので最近見た古い映画の話をしてみました。
では、最後に恒例の累計出費&記事作成時間を発表して終わりにしましょう。
総制作時間:約2269時間
累計支出:72,842円